
「UFCファイトナイト・ラスベガス18」が6日(日本時間7日)、ネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催され、アレッシャンドリ・パントージャがマネル・ケイプを判定で下し勝利した。元RIZINバンタム級王者のマネルケイプにとっては苦いUFCデビュー戦となった。
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序盤はゆっくりとした立ち上がり。パントージャが前に出てプレッシャーをかけ続けるものの、ケイプは引き気味に構えてこれをうまくいなす。途中、お互いにカーフキックを繰り出して相手をけん制するシーンも見られた。

有効打は74-49で圧倒的にパントージャが上回った (C)Getty Images
両者ともに決め手を欠いたまま突入した最終3ラウンド目。ラウンド終了間近には打撃の応酬でヒートアップしたが、ともに決定打とまでにはならず無情のゴング。判定の結果、ウイナーとして名前が呼ばれたのはパントージャだった。
公式発表のスタッツでは、勝者パントージャの有効打が74であるのに対し、ケイプのそれは49。ラウンド別では最終ラウンドこそ20-21となったが、1ラウンド目が25-12、2ラウンド目が29-16と、前半に試合のペースを握ったパントージャが優勢と見られた模様だ。
■ケイプvsパントージャ、ラスト30秒の壮絶な攻防
ラストは打撃の応酬・・・□□□#UFCVegas18 #マネルケイプ pic.twitter.com/0CTMlSt3vM
— UFC Japan (@ufc_jp) February 7, 2021
文・SPREAD編集部