昨季、DeNAから戦力外通告を受けた浜矢広大が8日、BCリーグ・茨城アストロプラネッツとの契約を発表した。これに合わせて、DeNA前監督であるアレックス・ラミレス氏が浜矢を指導し、再びNPB復帰を目指す「Project SAIKI ~再輝~」も始動となる。
◆【動画】元DeNA・浜矢をラミレス元監督が指導!ラミレス氏の新プロジェクト「Project SAIKI~再輝~」
浜矢は2013年ドラフト3位で楽天に入団。キレのあるストレートや変化球という武器を持ちながらも、結果を出せず、昨季限りでDeNAを戦力外となっていた。
その後、12球団合同トライアウトに挑戦するもNPB球団から声はかからず、BCリーグからの再起を図ることになったが、再びNPBの舞台を目指すためラミレス氏の企画・提案のもと指導を受ける運びとなった。
■ラミレス氏「浜矢はポテンシャルはすごくいいものを持っている」
ラミレス氏は浜矢について、「浜矢はポテンシャルはすごくいいものを持っています。すごく一生懸命ですし、なんとか野球を続けたい、なんとかして野球で成功したいという気持ちも強く持っている。浜矢には「4つの課題」を与えます。その課題をクリアしたら、スカウトの皆さんにお見せする浜矢は、全く違う浜矢になっているはずです。楽しみにしてください」と語っている。
浜矢自身も「トライアウトでは良いところを見せられませんでしたが、メキシコリーグからオファーをいただき、単身メキシコ行を覚悟した中で今回のラミレスさんからのオファーをいただきました。本当にありがたい話ですし、ぜひトライしたい。と即答しました。
昨年は1年間1軍で投げることが出来ず、プロでの7年間振り返ってもきっちり結果を出せていない。今回のプロジェクトで全てを掛けて、結果を突き詰め、頑張ります」と決意を新たにしている。
「Project SAIKI~再輝~」の模様は、ラミレス氏のYouTubeチャンネル「ラミちゃんねる」で配信される予定だ。
文・SPREAD編集部