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日本発のプロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE 20-21 REGULAR SEASON」(Dリーグ)は16日、第4戦(ROUND.4)が行われた。
システムエラーにより2度の音源トラブルが発生するという想定外の出来事もあったなか、Benefit one MONOLIZが84点を記録し初勝利を決めた。
◆【画像ギャラリー】Benefit one MONOLIZのパフォーマンス・結果一覧
■過去3戦は苦戦も……感無量の初勝利
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SPダンサーとして起用された$AYAKA (C)D.LEAGUE 20-21
Benefit one MONOLIZは、過去3戦でいずれも下位(9位→9位→7位)と苦しんでいたが、この日はチームディレクター・HALの戦友でもある、$AYAKAをSPダンサー(レギュラーメンバーではない期間限定で出演するダンサー)に迎えた編成で挑んだ。全チームを通じて初のSPダンサー起用だ。
レギュラーメンバーとの練習は1週間程度であったそうだが、本番では息のあった魅せるパフォーマンスを披露。審査員4名の採点でKADOKAWA DREAMSと並ぶ首位につけると、「オーディエンスポイント」(公式アプリからの視聴者投票数をもとに算出)でも15点を獲得し、初勝利となった。
チームリーダーのElina Mizunoは、初勝利を決めた直後のインタビューで「今だけは泣かせてもらっていいですか……」と切り出し、「みんな体を壊しかけて……それでもメンタルは壊しちゃいけないし、葛藤しながらずっとやってきて、何回もぶつかったり話し合ったりしたんですが……。感無量すぎます」とここまでの厳しかったラウンドを振り返りながら、涙とともに喜びを語った。
Dリーグ第5戦(ROUND.5)は3月3日に開催予定となっている。
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Benefit one MONOLIZ(中央はHAL) (C)D.LEAGUE 20-21
文・SPREAD編集部