テニスの四大大会、全豪オープンは17日、準決勝の日程を発表し、世界ランク3位の大坂なおみと同11位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)による準決勝が、18日の正午以降(日本時間)に実施されることが決まった。
2年ぶり2度目の全豪制覇を狙う大坂は、決勝進出をかけ自身4度目となるセリーナ戦に挑む。
◆大坂なおみ、電光石火の全豪4強入りを地元紙も称賛「恐怖のコンビネーション」
■「女子テニス界における2人の大スター選手が激突」
大会公式サイトはこの一戦について「女子テニス界における2人の大スター選手が、4度目(グランドスラム大会では2度目)の激突」と紹介している。
これまでの大坂とセリーナの直接対決の結果は以下の通り。
2018年 マイアミオープン
大坂勝利(6-3、6-2)
2018年 全米オープン
大坂勝利(6-2、6-4)
2019年 ロジャーズ・カップ
セリーナ勝利(6-3、6-4)
大坂が日本人初の四大大会優勝を決めた2018年の全米オープンでは、セリーナが主審と言い争うシーンも波紋を呼んだ。
この点も踏まえて大会公式サイトは、「これまでの直接対決で、両者が同時にその真価を発揮することはなかった」と評しているが、今大会で好調ぶりが目立つ2人ということもあり「今回は過去最高に質の高い試合となるはず」と期待を寄せている。
大坂が過去の四大大会で準々決勝まで進出したケースは3度あるが、その全てで優勝を成し遂げている。実力伯仲の両者が繰り広げる熱戦に注目だ。
文・SPREAD編集部