「東日本大震災10年『スポーツのちからで未来にひかりを』実行委員会」は11日、震災から10年となる本日の15時~19時に、仙台市太白区あすと長町の杜の広場公園で「スポーツのちからで未来にひかりを」を開催する。
東北に縁があるアスリートからのメッセージを紹介する本イベントだが、新型コロナウイルス感染対策として、17時~19時にはYouTube配信も行われる。
◆【動画】「311」について、YouTubeでメッセージを配信するアスリートたち
■香川もコメント「東北の皆さんに自分なりにできることを」
本イベントでは、LEDライトを並べて「311」の文字を作り、東日本大震災の犠牲者への追悼や、アスリートのメッセージが紹介される。既にYouTube上には、2月12日から各アスリートのメッセージが配信されており、福原愛(元卓球日本代表)や、香川真司(ギリシャ1部PAOK、元サッカー日本代表)もコメントを寄せている。
福原愛
「東日本大震災から10年、あの日に思いを馳せることはとても大事なことだと思います。忘れ難い記憶はきっとそれぞれ違いますが、私はスポーツを通じて誰かの力になりたいと思っています」
香川真司
「あの日は僕も日本にいたので、未だにすごく頭の中に残っています。10年が経ったなかで、まだまだ震災によって苦しまれている方々はたくさんいると思っています。僕自身、中学、高校と仙台で過ごし、今こうやって自分のキャリアを踏めているのも、そこでの時間が自分の土台となって、今もギリシャで戦い続けている要因です。これからもスポーツ、サッカーを通して、東北の皆さんに自分なりにできることを継続してやっていきたいと思っています」
イベントでは、福原らの他に、サッカーJ2・ジュビロ磐田の今野泰幸、プロ野球・楽天の銀次などのメッセージも発信される予定。
◆【動画】「311」について、YouTubeでメッセージを配信するアスリートたち
文・SPREAD編集部