WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人は13日(日本時間14日)、アメリカンエアラインズ・センター(テキサス州ダラス)で同級10位のアクセル・アラゴン・ベガ(メキシコ)との防衛戦を行う。
当日のメインカードは4階級制覇王者であるWBAスーパー・フライ級スーパー王者のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)と、WBC王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)の一戦だが、米メディア「CBS Sports」は京口戦について「ボクシングファンなら、この一戦を見逃す手はない」と評するなど高い注目度を誇っている。
■自信をのぞかせる京口「必ず勝ちたいと思います」
現状では、ここまで無敗の14勝(9KO)を誇る京口を本命視する見方が有力だ。海外ブックメーカー最大手の「bet365」では、京口の勝利に対して「1.11倍」、ベガの勝利に「6.00」倍が設定されている。
公式会見の場で、京口はベガとの一戦に向けて対策を練っているとし、「必ず勝ちたいと思います」と自信をのぞかせた。また、今後のさらなるビッグマッチ実現に向けて、自信初の海外戦で存在感を示すとしている。
京口と対戦する20歳のベガは、これまでの戦績が18勝(8KO)3敗1分。身長は146センチであり、京口より16センチも低い“小兵ファイター”だが、京口戦をステップとすべく闘志を燃やしている。
ベガは「大一番への準備は出来ている」と語り、WBA公式サイトでも「素晴らしいチャンスだ。チャンピオンとなるべく、気持ちは高ぶっている」というベガのコメントを紹介している。
注目の一戦は、日本時間14日の11時30分頃からDAZNで配信される予定だ。
文・SPREAD編集部