プロ野球・西武の松本航は16日、広島戦に登板し、6回2/3を投げて無失点と好投。昨年の新人王である森下暢仁との投げ合いを制した。一方、打線は2回裏にノーアウト満塁から7番・木村文紀の併殺の間に1点先制。これが決勝点となり、勝利した。
松本は、初回に菊池涼介にライト前へのヒット、続く西川龍馬には四球と1アウト1、2塁のピンチを招くも4番・長野久義を併殺に打ち取り、無失点に抑えた。そこから松本は波に乗り、2、4、6回を三者凡退に抑えるなど安定した投球を披露。前回登板に続く好投で開幕ローテへ前進した。
西武の2020年ドラフト1位・渡部健人も1軍デビューを果たし、7回に初打席を迎え、相手投手のケムナ誠を前に投ゴロに倒れる。守備では高橋大樹の打球を弾き、エラーを記録。ほろ苦いスタートとなった。
文・SPREAD編集部