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2日はロッテが2日連続となる16得点で日本ハムに大勝した一方、中盤までゼロ行進が続いたチームも多く、明暗がくっきりと分かれる試合が目立った。
巨人はヤクルトを相手に今季初となる完封負け、ソフトバンクは西武に5者連続安打を浴びるなど投手陣が崩れて3連敗と、昨季の両リーグ覇者が苦戦を強いられ、現在、セ・リーグは広島、パ・リーグは西武が首位。
3日の6試合はいずれも14時にプレイボール。過去の対戦データから読み取った投手vs打者の「キーマン」はこの選手だ。
◆3日の予告先発・試合時間・中継情報「ヤクルト・田口麗斗が古巣相手に先発」
日・上沢 vs ロ・荻野 「2年連続で圧倒、光るベテランのバット」
ロッテのリードオフマン・荻野貴司は昨年、日本ハム・上沢直之に対して打率.750と打ち込んだ。19年も5割をマークするなど相性の良さが光る。昨年はケガの影響で53試合の出場にとどまったが、今年は3月31日、1日の楽天戦で2試合連続のマルチ安打を放つなど好スタート。FA権を行使せず残留を選んだベテランのバットに期待がかかる。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
20年 | .750 | 4 | 3 | 0 | 1 | 0 |
19年 | .500 | 6 | 3 | 0 | 2 | 1 |
18年 | .250 | 4 | 1 | 0 | 0 | 1 |
オ・山岡 vs 楽・浅村「昨季、通算200号のメモリアル弾」
昨季、オリックス先発・山岡泰輔に対し、打率5割で本塁打2本をマーク。19年は打率1割に抑えられたが、それでも本塁打2本と長打で攻略していた。昨年9月、浅村が通算200号のメモリアルアーチを打った相手投手が山岡と相性がいい。昨季本塁打王の一撃に期待。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
20年 | .500 | 8 | 4 | 2 | 1 | 2 |
19年 | 0.1 | 20 | 2 | 2 | 3 | 11 |
18年 | .154 | 13 | 2 | 0 | 0 | 4 |
デ・京山 vs 広・田中広「コンスタントにヒットを量産」
DeNA先発・京山将弥に対し、広島・田中広輔は過去2年で17打数6安打、対戦打率は3割超え。長打こそ出ていないが、毎年コンスタントにヒットを打っている。昨日で6試合連続安打と好調キープ。昨日も初回から内野安打で出塁しており、今日も攻撃の起点として注目。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
20年 | .286 | 7 | 2 | 0 | 0 | 0 |
19年 | .400 | 5 | 2 | 0 | 1 | 1 |
18年 | .286 | 7 | 2 | 0 | 3 | 0 |
阪・青柳 vs 中・大島 「3年連続最多安打へ今季も好調」
中日の大島洋平は昨年、2年連続となる最多安打を記録。今年も順調な滑り出しで打率3割台をキープしている。阪神のサイドハンド、青柳晃洋に対しても20年は打率.294、19年は.313、18年は対戦がなかったものの17年も.286と好成績を残している。青柳の横の揺さぶりをものともせず、今年も快音を響かせるはずだ。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
20年 | .294 | 17 | 5 | 0 | 4 | 0 |
19年 | .313 | 16 | 5 | 0 | 2 | 1 |
18年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
◆今カードの見どころ<セ・4/2~4/4>「“非常事態”のヤクルトは巨人投手陣を攻略できるか」
◆今カードの見どころ<パ・4/2~4/4>「ソフトバンクvs西武、激戦の予感高まる首位攻防戦」
データ提供・共同通信デジタル文・SPREAD編集部