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中日・大島洋平が開幕から9試合連続ヒットと好調を維持。また、ソフトバンク・柳田悠岐は本塁打など2安打を放ち、復調の兆しを見せた。
過去の対戦データなどから読み取った投手vs打者の「キーマン」はこの選手だ。
デ・大貫vs中・大島「昨年、打率. 409のハイアベレージ」
昨年、2年連続となる最多安打のタイトルを獲得した中日・大島洋平が今年も好調だ。開幕から9試合連続でヒットを重ねており、打率3割台をキープしている。DeNAの大貫晋一に対しては昨年、打率.409と打ち込んだ。19年はノーヒットに抑え込まれたが、その屈辱を経て昨年の逆襲につなげたようだ。今年も「対・大貫」の準備は整っているはずだ。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
20年 | .409 | 22 | 9 | 0 | 0 | 1 |
19年 | .000 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 |
18年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
ソ・千賀vs日・西川「打率.444 球界のエースをお得意様に」
日本ハム・西川遥輝は昨年、4年ぶりの打率3割超えを果たした。さらに42盗塁、ゴールデングラブ賞受賞など走攻守で存在感を発揮。ソフトバンクのエース・千賀滉大に対しても打率.444のハイアベレージを残した。19年は千賀に軍配があがっているが、18年も打率.400と好成績。球界を代表する右腕とのハイレベルな勝負は今年も注目だ。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
20年 | .444 | 9 | 4 | 0 | 2 | 0 |
19年 | .067 | 15 | 1 | 0 | 3 | 8 |
18年 | .400 | 5 | 2 | 0 | 2 | 2 |
巨・サンチェスvs神・近本「今季初の伝統の一戦 切り込み隊長に期待」
阪神・近本光司は昨年、チームで唯一の全試合出場を果たし、2年連続の盗塁王も獲得した。今年は序盤から調子が上がらず、打率.162にとどまっているが、4月4日の中日戦では今季1号を放つなど上昇ムード。巨人・サンチェスに対しては昨年、打率.333をマークし、アーチも2本かけている。相性の良い相手からヒットを放ち、勢いを本格化させたい。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
20年 | .333 | 6 | 2 | 2 | 0 | 0 |
19年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
18年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
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データ提供・共同通信デジタル文・SPREAD編集部