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▼セ・リーグ対戦カード
■4/6〜4/8:ヤクルトvs広島(神宮)■4/6〜4/8:中日vsDeNA (バンテリンドーム)■4/6〜4/8:阪神vs巨人(甲子園)
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■広がるコロナ禍での“伝統の一戦”はいかに
甲子園で行われる今季初の“伝統の一戦”は、1位・阪神と2位・巨人の首位攻防戦となる。だが、巨人は4日に中島宏之、丸佳浩、若林晃弘、さらに5日には打率.452と好調のウィーラーにも陽性判定の新型コロナウイルス陽性が確定。主力の大量離脱で苦しい状況になっている。それでも4日の試合では移籍の廣岡大志が活躍し、さらに話題の高卒ルーキー・秋広優人が1軍昇格を果たした。選手層の厚さでこの危機的状況を乗り切れるか。
一方の阪神は、昨季8勝16敗と天敵である巨人との直接対決の戦いぶりが、16年ぶりのリーグ優勝へのカギとなる。まずは第1戦。今季初となる甲子園の舞台で、昨季対巨人戦で3勝1敗、防御率1.77の西勇輝がライバルを封じ込めれば、ペナント争いで一歩抜け出す可能性もある。
その他、4日の試合で開幕9戦目での今季初勝利を挙げたDeNAは中日と対戦。昨季1勝11敗と鬼門のバンテリンドームムを克服して流れを変えられるか。迎え撃つ中日は昨季、対戦成績3戦3勝で防御率0.00の大野雄大が初戦に先発。相性の良さで一気に貯金生活を狙う。
青木宣親、内川聖一らをコロナ禍で欠くヤクルトだが、主力を欠いた5試合で2勝1敗2分と踏ん張りを見せた。開幕から3カード負け越しなしと好調な広島との対戦は、今後を占う試金石となりそうだ。
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB