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阪神のドラフト1位ルーキー・佐藤輝明内野手が15日、甲子園での広島戦に「6番・右翼」でスタメン出場。4回にバックスクリーンへ5号2ランを放ち、プロ入り初となる2試合連続のアーチをかけた。怪物ルーキーの活躍もあり、チームは4-0で勝利し、5連勝を飾った。
【動画】詰まってもバックスクリーンへ運ぶ驚愕のパワー 佐藤輝明の4号&5号ホームランをプレーバック
■詰まっても……バックスクリーンへ2戦連発弾
虎の怪物ルーキーがまた打った。4回無死一塁で迎えた佐藤輝の第2打席。広島の左腕・床田寛樹の投じた140キロ直球を捉えた打球は、バックスクリーンへ一直線。打球速度173キロ、飛距離131メートル。打った瞬間に誰もが確信する一発だった。今季から新設されたDAZNによる「バックスクリーン賞」の賞金100万円をチーム一番乗りでゲットするおまけもついた。
9日の横浜スタジアムで放った場外弾に勝るとも劣らない一発だったが、「若干詰まっていた」と振り返ったというのだから、底知れぬパワーに驚くしかない。
矢野監督も試合後のインタビューで「テルらしい。あの方向が基本。夢のあるホームランだった」と称賛するなど、まさに虎党を酔わした佐藤輝。ファンもSNS上で、「まさに規格外」「覚醒した」「詰まったのにあそこまで飛ばすか」と、その活躍を絶賛。また、今季1号を放った4番・大山悠輔との“OS砲”初アベック弾を祝福する声も並んだ。
■森下に続き、床田にもリベンジ
価値ある2試合連続アーチと言える。前夜は、前回対戦で2三振を喫していた森下暢仁に、そしてこの日は、前回3三振と苦戦した床田にきっちりリベンジを果たし、対応力の高さも見せた。そして、この試合では2回に二塁打もマークしており、初の2試合連続マルチ安打を達成した。一発だけでなく、コンスタントに安打も出始めて打率も上昇。いよいよ無双状態となる日が訪れそうだ。
今季の新人では、DeNAの牧秀悟と並ぶチーム17試合目での5号。年間42発ペースになるが、ルーキーの年間最多本塁打は、清原和博(西武)と桑田武(大洋)が記録した31本。記録更新へ、ファンの夢は膨らむばかりだ。
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文・SPREAD編集部
【動画】甲子園でも打棒全開、阪神・佐藤輝明4号&5号ホームランをプレーバック
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— 阪神タイガース (@TigersDreamlink) April 15, 2021
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— 阪神タイガース (@TigersDreamlink) April 14, 2021