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15日のプロ野球では、阪神・佐藤輝明が甲子園で2試合連続の本塁打を放つなど、引き続き新人離れしたバッティングを披露し注目をさらった。対戦カードも2順目となっているが、今後より厳しくなってくる他球団からのマークにいかに対応していくかなど、底力が試される対戦が続きそうだ。
ここでは投手vs打者の対戦データから読み取った「打撃のキーマン」をピックアップ。16日の注目打者はこの選手だ。
◆佐藤輝明、2戦連発弾で証明した対応力 虎の怪物ルーキーはいよいよ無双状態へ
巨・菅野vsデ・佐野「球界のエースは得意相手、今季もすでに2安打」
ここまで出場全試合で4番を任され、打率.294のDeNA・佐野恵太。過去2年好相性だった巨人・菅野智之からは今季開幕戦でも2安打を放っている。下位に沈むチームに勢いを取り戻すべく、快音を残せるか。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
21年 | .667 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 |
20年 | .500 | 8 | 4 | 1 | 1 | 0 |
19年 | .333 | 6 | 2 | 0 | 0 | 3 |
18年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
ヤ・石川vs神・サンズ「頼れる虎の助っ人は、今季の燕戦で打率.500」
2年目を迎え、すっかり阪神打線に欠かせない存在となっているサンズ。今季はヤクルトを得意としておりここまで打率.500、3本塁打と結果を残している。石川雅規に対しても昨季は対戦機会こそ少ないが、2安打をマーク。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
21年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
20年 | .400 | 5 | 2 | 0 | 1 | 0 |
19年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
18年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
神・藤浪vsヤ・村上「昨季は藤浪から2本塁打」
打撃3部門すべてリーグ上位につけ、OPSも1.231と驚異的な数字を残しているヤクルト・村上宗隆。昨年は阪神・藤浪晋太郎から2本塁打を放ち、対戦打率も4割超え。今季の阪神戦では打率.091と苦しんでいるが、きっかけ次第で大爆発の可能性も。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
21年 | .000 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 |
20年 | .444 | 9 | 4 | 2 | 1 | 3 |
19年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
18年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
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テータ提供・共同通信デジタル文・SPREAD編集部