
1日のプロ野球は、DeNAがヤクルトから2桁得点を奪い大勝。3番・オースティンが先制弾を放てば、4番・佐野恵太も猛打賞の活躍と主軸がしっかり仕事をこなした。パ・リーグでは、日本ハムが西武相手に逆転サヨナラ勝ち。主砲・中田翔の一発などを絡めながら、最後は今季無安打の杉谷拳士の押し出し四球という結末だった。
ここでは打者vs投手の対戦データから読み取った「打のキーマン」をピックアップする。2日の注目打者はこの選手だ。
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■左投手相手に打率.303、大物ルーキー打ちなるか
ロッテ・マーティン vs 楽天・早川隆久
“恐怖の2番打者”として、ここまでリーグトップの10本塁打を放っているが、今季は左投手に対して打率.303を記録するなど確実性にも磨きがかかっている。現在8試合連続安打と好調なバットで、楽天の大物ルーキー・早川隆久を攻略できるか注目だ。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
21年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
20年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
19年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
18年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
■9試合連続安打なるか
DeNA・佐野恵太 vs ヤクルト・小川泰弘
8試合連続安打を継続中で、うち4試合でマルチヒットを記録。打率もリーグ5位の.317と今季も安定感ある打撃が光っている。ヤクルト・小川泰弘から昨季は2本塁打を放つなど得意としているだけに、一気に固め打ちもあり得る。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
21年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
20年 | .286 | 14 | 4 | 2 | 1 | 0 |
19年 | .667 | 6 | 4 | 0 | 0 | 1 |
18年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
■打率.222も、甲子園では.282まで上昇
阪神・近本光司 vs 広島・野村祐輔
3月の極度の不振が響き、現在の打率は.222だが、4月に限ると.263と調子を少しづつあげてきている、広島・野村祐輔に対して、過去2年で6打数3安打と少ないチャンスをものにしている。今季は本拠地で.282とまずまずの結果を残しているだけに、ノーゲームとなった前日の悔しさを晴らせるか。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
21年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
20年 | .667 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 |
19年 | .333 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 |
18年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
◆菅野粉砕の中日は若手の宝庫 「黄金時代が来る」と高代氏が予言 代表格は神走塁の高松
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データ提供・共同通信デジタル文・SPREAD編集部