
5日(16時5分発走)に船橋競馬場で行われる第33回かしわ記念(JpnI、ダ1600m)の枠順が2日、主催者より発表された。今年のフェブラリーSを制したカフェファラオ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)は3枠3番、川崎記念を制したカジノフォンテン(牡5、船橋・山下貴之厩舎)は5枠6番に入った。
カフェファラオが入った3枠は過去10年で【0-2-1-8】と優勝はない。最多は7枠の3勝で、馬券圏内率37%を誇る。
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■1番人気は10年間優勝なし
昨年はフェブラリーS12着と大敗していたワイドファラオが6番人気で制し、2着に5番人気のケイティブレイブ、3着に3番人気のサンライズノヴァで決まり、7頭立てながら3連単4万9320円の波乱となった。
1番人気のモズアスコットは6着、2番人気のルヴァンスレーヴも5着と上位人気が惨敗している。
2019年こそ単勝1倍台のゴールドドリームとインティの2強で決したが、それでも3着には7番人気のアポロケンタッキーが入った。かしわ記念は過去10年で1番人気が【0-3-4-3】と不振で、優勝は2010年のエスポワールシチーまで遡ることになる。

1番人気が予想されるカフェファラオにとって、ここも鬼門データとなる。最多は2番人気の6勝で、続いて3番人気が2勝。1番人気が2、3着に取りこぼし、2、3番人気が台頭するシーンが目立つ。
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文・SPREAD編集部