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阪神は27日から行われた中日との3連戦で負け越すも、広島とヤクルトには勝利して、引き分けを挟んで4連勝。2日の広島戦では、初の4番を任された佐藤輝明が満塁ホームランを放つなどチームの勝利に貢献した。
DeNA・佐野恵太が3試合連続マルチヒットを打つなど打率ランキングでも2位タイに浮上。
ここでは、5月5日終了時点におけるセ・パ打率TOP5の、安打数の推移グラフで「好不調」をチェックしていく。
◆【パ・リーグ/打率TOP5】好不調トレーダー オリックスは吉田正の前にランナーを貯めるべし
■セ・リーグ打率TOP5
広島・菊池涼介
▼今季通算率.357|打143|安51|本5|点13|振21▼最近6試合率.348|打23|安8|本0|点1|振3
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9試合連続ヒット中と絶好調で、開幕から高打率を記録している。さらに中日戦では、打率.444、バンテリンドームでも.385とハイアベレージをマーク。次戦以降もヒット量産となるか。
DeNA・佐野恵太
▼今季通算率.333|打135|安45|本4|点11|振16▼最近6試合率.458|打24|安11|本2|点2|振4
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30日〜5日の試合で、24打数11安打の打率.458と無双した。しかも3試合連続でマルチヒットを放つなど手が付けられない状態になっており、打率ランキングでも2位に浮上している。次戦以降も各打席に注目だ。
阪神・糸原健斗
▼今季通算率.333|打123|安41|本1|点11|振18▼最近6試合率.261|打23|安6|本0|点1|振5
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開幕からコンスタントにヒットを放つなど首位の原動力になっている。しかし、5月に入ってから打率.182と低調気味。ただ、横浜スタジアムは.455と相性抜群。得意な球場なだけにヒットを量産したいところ。
中日・大島洋平
▼今季通算率.323|打130|安42|本0|点6|振17▼最近6試合率.296|打27|安8|本0|点4|振5
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竜のリードオフマンは12試合連続ヒットと量産態勢に入っており、左右別で見ても左が.308、右が.308と高打率を記録している。次戦以降も1番打者としてチームに勝利に導く一打を放ちたい。
広島・鈴木誠也
▼今季通算率.314|打118|安37|本7|点16|振23▼最近6試合率.273|打22|安6|本1|点3|振4
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4/8以降、打率3割台をキープするなど安定してヒットを放っている。中日戦は打率.300と相性も悪くない。チームは連敗中と波に乗れていないだけに主軸の一打でチームを勝利に導きたい。
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文・SPREAD編集部