
9日に東京競馬場で行われる第26回NHKマイルC(GI、芝1600m)の枠順が7日、JRAより発表された。昨年の朝日杯FS覇者・グレナディアガーズ(牡3、栗東・中内田充正厩舎)は4枠8番、弥生賞2着から挑むシュネルマイスター(美浦・手塚貴久)は7枠15番、ニュージーランドTを快勝したバスラットレオン(栗東・矢作芳人)は2枠4番に入った。
グレナディアガーズが入った4枠は過去10年で【2-0-0-18】と2勝を挙げているが2、3着がなく、馬券圏内率としてはわずか10.0%。バスラットレオンの2枠も【1-1-0-18】、シュネルマイスターの7枠は【1-1-0-28】と、上位人気が予想される3頭が馬券圏内率の低い枠に入った。
1枠は0勝、4・6・8枠が最多2勝で横並びだが、馬券圏内率27.0%でトップは8枠となっている。

◆【ローテ・枠順・人気・脚質/過去データ】NHKマイルCは過去10年14頭が馬券に絡む「差し」がキーワード
■前走1400m組は連対率わずか9%
前走ローテはニュージーランドT組が【4-0-3-50】で最多4勝。皐月賞組が【2-1-1-13】、桜花賞が【2-1-0-11】と続く。昨年は前走・ファルコンSのラウダシオンが9番人気で大金星を挙げたが、ファルコンS組は【1-1-0-12】で連対率はわずか9%。

前走1400m組と幅を広げても【1-2-0-33】と不振で、基本的に前走1600m~2000m組が主力となっている。今年はグレナディアガーズ、ルークズネスト、ロードマックス、ショックアクションが前走・ファルコンSからの参戦となる。
◆【NHKマイルC/追い切りジャッジ】グレナディアガーズは「B」評価、1週前追い芝で日曜追いパスに疑問
◆【NHKマイルC/データ攻略】バスラットレオンに黄信号 2歳王者グレナディアガーズは「馬券内率100%データ」が追い風に
◆【最終追い切り】シュネルマイスター楽々2馬身先着 相手強化、左回り問題なし
文・SPREAD編集部