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13日のプロ野球は、予定されていた3試合中2試合が雨天中止となり、阪神対中日の試合のみとなった。中日・木下拓哉が2回に2試合連続となるソロホームランを打ち先制するが、7回に阪神・近本光司のセンター前のヒットで同点に。その後、サンズの本塁打で8回に勝ち越した阪神が接戦を制し、引き分けを挟む3連勝を飾った。
ここでは打者vs投手の対戦データから読み取った「打のキーマン」をピックアップする。
◆「男」村田修コーチが目を細める背番号25後継者・岡本和の成長「あと20年できる」
■前回2打席連続ホームラン
巨人・岡本和真 vs 阪神・青柳晃洋
4月21日の対戦で、阪神・青柳晃洋から2打席連続本塁打を放ちチームの勝利に大きく貢献。昨年は、6打数0安打であったが19年と18年の打率も.333と相性が良く、得意としている。直近3試合で3本塁打と好調なだけに、首位攻防戦での活躍に期待。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
21年 | 1.000 | 3 | 3 | 2 | 0 | 0 |
20年 | .000 | 6 | 0 | 0 | 0 | 2 |
19年 | .333 | 9 | 3 | 1 | 1 | 1 |
18年 | .333 | 3 | 1 | 0 | 0 | 1 |
■20年に打率.375、復調を掴みたい
ロッテ・荻野貴司 vs 西武・髙橋光成
4月30日の楽天戦で16試合連続ヒットが途切れてしまったが、ここ7試合連続ヒット中のロッテ・荻野貴司。相手先発・髙橋光成に4月9日の試合で3打数ノーヒットと抑え込まれてしまったが、19~20年の対戦打率は.471と高水準。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
21年 | .000 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 |
20年 | .429 | 7 | 3 | 0 | 1 | 1 |
19年 | .500 | 10 | 5 | 0 | 0 | 0 |
18年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
■20年に打率.375、復調を掴みたい
日本ハム・近藤健介 vs ソフトバンク・石川柊太
ここ2試合、ヒットがない日本ハム・近藤健介。今日からのソフトバンク戦で心機一転を期待したいところ。今季初対戦となるソフトバンク・石川柊太との昨年の対戦打率は.375と相性が良い。今日の試合が復調のきっかけとなるか。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
21年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
20年 | .375 | 8 | 3 | 0 | 0 | 1 |
19年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
18年 | .286 | 7 | 2 | 0 | 1 | 1 |
◆新井貴浩氏が指摘 阪神・佐藤輝 フルスイングがいい意味で振り幅長い
◆「男」村田修コーチが目を細める背番号25後継者・岡本和の成長「あと20年できる」
データ提供・共同通信デジタル文・SPREAD編集部