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15日のプロ野球は、セ・パ5試合が行われた。セ・リーグは、阪神の怪物ルーキー・佐藤輝明は全打点を記録するなど3安打3打点と活躍した。また、ヤクルトはクリーンナップの山田哲人、村上宗隆、オスナの3人がマルチヒットをマークして中日に勝利。
パ・リーグでは、オリックス・吉田正尚が楽天・田中将大に対して、左中間への逆転ホームランを放ち、チームを2連勝に導いた。さらに西武・源田壮亮が投手戦の均衡を破るタイムリーを放った。
ここでは打者vs投手の対戦データなどから読み取った「打のキーマン」をピックアップする。
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■7試合連続ヒット中 好投手を相手に快音なるか
ヤクルト・オスナ vs 中日・柳裕也
中日・柳裕也とは今季初対戦となる。最近3試合でマルチヒットを記録するなど絶好調。特に15日は、ダメ押しとなる2点タイムリーを放つなど活躍した。中日戦の打率.450と相性も良い。6試合連続でQSを達成している好投手を打ち崩せるか。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
21年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
20年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
19年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
18年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
■過去3年で打率.500と得意にしている
日本ハム・渡邉諒 vs ソフトバンク・二保旭
4月27日のソフトバンク戦は1回に先制となるセンターへのヒットを打つなど4安打の固め打ち。相手先発・二保旭とは、過去3年で12打数6安打とヒットを量産。さらにソフトバンク戦の打率.435とハイアベレージをマーク。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
21年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
20年 | .600 | 5 | 3 | 0 | 0 | 1 |
19年 | .500 | 6 | 3 | 0 | 1 | 0 |
18年 | .000 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
■19年には5打数5安打と無双
ロッテ・荻野貴司 vs 西武・平井克典
11日のソフトバンク戦で、先発・二木康太を援護する適時打などで勝利に貢献。さらに8試合連続ヒットを記録するなど好調。西武・平井克典とは19年には5打数5安打と快音連発で、今季もヒットを放っている。リードオフマンとして、チームを勢いづけたいところ。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
21年 | .333 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 |
20年 | .333 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 |
19年 | 1.000 | 5 | 5 | 0 | 2 | 0 |
18年 | .000 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 |
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データ提供・共同通信デジタル文・SPREAD編集部