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本塁打2位の8本、打率.303の4位とチームを牽引している。11日の日本ハム戦では、第1打席に東京ドームの看板直撃弾を放つなど1安打3打点の活躍。先発・宮城大弥を援護した。京セラドームの打率は.269も、ロッテ戦は.385とハイアベレージをマークしている。
チームに勢いをつける一打を放ち、本塁打と打率ともに上げたいところ。
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和製大砲は第1打席に強い
身長190センチ、体重104キロを誇るプロ6年目の和製大砲が、ブレイクのシーズンを過ごしている。4月8日に今季1号弾を放つと、同16、17日のロッテ戦(京セラドーム大阪)で2試合連続本塁打。
その後も好調を維持し、5月7日のロッテ戦(ZOZOマリン)で2打席連発弾、さらに同9、11日と再び2試合連続本塁打と爆発し、5月17日時点で36試合出場で打率.303、8本塁打、22打点をマーク。昨季まで1軍通算76出場で通算9本塁打だったが、その数字をクリアするのは間違いない状況となっている。
その杉本の今季の成績上の特徴の一つに、「第1打席の強さ」がある。今季の全打席を打席数別に分けて見ると、1打席目が28打数10安打の打率.357、出塁率.471を誇っており、計4本のアーチも放っている。
先週の5試合では、打率.150(20打数3安打)、1本塁打、5打点と“大人しかった”が、ロッテ(今季対戦打率.385、6本塁打、10打点)、ソフトバンク(今季対戦打率.346、0本塁打、0本塁打)と相性の良い相手と対戦する今週は期待したいところ。チームの借金完済に期待がかかる1週間になる。
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB