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18日のプロ野球はセ・パ6試合が行われた。セ・リーグは、ヤクルト・村上宗隆の12号ソロを放つなど15安打14得点と打線が爆発。首位・阪神に快勝した。また、中日は京田陽太の3安打3打点の活躍でDeNAに勝利して連敗を3で止めた。
パ・リーグでは、ソフトバンクが4番・柳田悠岐が1回に先制2ランを放ち、チームの勝利に貢献。さらにオリックスはモヤが2本の本塁打を放つ活躍でロッテに逆転勝利。
ここでは打者vs投手の対戦データなどから読み取った「打のキーマン」をピックアップする。
◆「理由?特にないっす」と言うけれど…初対戦の助っ人を軽々と打ち砕く男・柳田
■21年と19年で打率.500
阪神・近本光司 vs ヤクルト・田口麗斗
15日と16日の巨人戦で複数安打を記録するなど5月の打率.391と絶好調。相手先発・田口麗斗とは打席数は少ないが、6打数3安打と快音連発。19年にも10打数5安打を記録。甲子園の打率.333と得意にしているだけに今日もヒットが期待できそうだ。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
21年 | .500 | 6 | 3 | 0 | 0 | 1 |
20年 | .167 | 6 | 1 | 0 | 0 | 2 |
19年 | .500 | 10 | 5 | 0 | 0 | 2 |
18年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
■過去3年で打率.379の“則本キラー”
日本ハム・西川遥輝 vs 楽天・則本昂大
18日の楽天戦は初回に先頭打者としてレフト前へのヒットなど複数安打を放った。相手先発・則本昂大に対して、20年には11打数5安打と快音連発。過去3年で見ても打率.379と相性抜群。チームは最下位と苦しいだけに切り込み隊長として活躍したいところ。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
21年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
20年 | .455 | 11 | 5 | 0 | 0 | 2 |
19年 | .500 | 4 | 2 | 0 | 2 | 0 |
18年 | .286 | 14 | 4 | 0 | 0 | 4 |
■現在5試合連続ヒット中で今井とは過去3年で打率.313
ソフトバンク・柳田悠岐 vs 西武・今井達也
12日のロッテ戦で追加点となる7号2ランなど猛打賞を記録。現在、5試合連続ヒット中。先発・今井達也とは過去3年で打率.313と好成績をマーク。4月18日の西武戦では先制点の起点となるレフト前へのヒットを打ち、チャンスメイク。この日は4安打とヒットを量産した。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
21年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
20年 | .375 | 8 | 3 | 0 | 4 | 0 |
19年 | .400 | 5 | 2 | 1 | 1 | 1 |
18年 | .000 | 3 | 0 | 0 | 1 | 2 |
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データ提供・共同通信デジタル文・SPREAD編集部