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2年ぶりの開催となるセ・パ交流戦だが、12名の新型コロナウィルス感染者が出た広島は25日と26日に行われる予定だった西武戦が中止になる非常事態。
24日の代表者会議では、予備日を含めた日程の中で全試合を消化できなかった場合、来月17日終了時点で最高勝率の球団を「優勝」とすることが決まった。
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■5/25〜5/27:ヤクルト vs 日本ハム(神宮球場)
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パ最下位に低迷する日本ハムだが、交流戦通算成績は186勝157敗11分で勝率.542と12球団2位の好成績。規定打席到達者では近藤健介と 渡辺諒の打率.254が最高と、チーム打率12球団ワーストの打線が得意の舞台で生き返るか。
ヤクルトはシーズン2位になった18年に交流戦で12勝6敗と好成績を残しており、今季もパ相手の戦いぶりがAクラス入りのカギになりそうだ。
■5/25〜5/27:巨人vs 楽天(東京ドーム)
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リーグ2位同士の対戦となる巨人vs楽天では、ここまで打率.391と絶好調のウィーラーが古巣と初対戦。
楽天は岡島豪郎が21日の試合で今季初の4安打を記録するなど、5月は月間打率.361と当たっている。
■5/25〜5/27:DeNA vs オリックス(横浜スタジアム)
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パ5位のオリックスは、通算対戦成績が37勝21敗1分と得意のDeNA相手に浮上を狙う。横浜スタジアムで12球団本拠地最高の通算打率.400をマークしているT-岡田の打棒が爆発するか。
流れを変えたいセ最下位のDeNAはオースティン、佐野恵太、桑原将志が5月月間打率で3割以上をマークしており、打ち勝つ野球に期待。伊藤光が古巣相手にどんなプレーを見せるかも注目だ。
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB