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中日・大島洋平は5試合連続ヒット中とコンスタントに打っている。特に18日のDeNA戦では、2回に貴重な追加点をチャンスメイクするライトへの二塁打を放つなど1番打者として、チームを勝利に導いた。
今日からセ・パ交流戦に突入するが、好調のバットでヒットを量産したいところ。
◆【今週の注目打者】9試合連続ヒット中のSB・柳田悠岐 5月の打率.338
■1日1本はヒットを放つ竜のリードオフマン
いよいよ2年ぶりのセ・パ交流戦が始まる。目下、セ・リーグ打率ランキング2位に付けているのが、プロ12年目の35歳のベテランだ。今季も開幕から順調にヒットを積重ね、不動の「1番・センター」として45試合中43試合に出場し、打率.326の高打率を残している。
その大島の日々の働きの中で光るのが、「安定感」だ。最近5年間を振り返っても、ノーヒットで終わる日が少なく、その確率は2017年の「20.2%」から、2018年「27.0%」、2019年「25.9%」、2020年「23.7%」と低いものとなっており、さらに今季は出場43試合中、1安打19試合、マルチ安打16試合、猛打賞3試合で、ノーヒットに終わったのはたった5試合のみ。その確率は「11.6%」とこれまで以上に低いものとなっている。
ほぼ「1試合1本」の大島。チーム自体は「投高打低」の中で極度の得点力不足に喘いでいるが、対戦投手が変わる交流戦では、またイチからのスタート。その中で「絶対的安定感」を誇るベテランのバットに対する期待は非常に高い。先週1週間も打率.389(18打数7安打)と好調をキープして交流戦を迎える大島の働きは、要チェックだ。
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB