【MLB】「残留するかどうか」大谷翔平の去就に米紙が早くも注目 交流戦では外野守備でも沸かせるか | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「残留するかどうか」大谷翔平の去就に米紙が早くも注目 交流戦では外野守備でも沸かせるか

新着 ビジネス
【MLB】「残留するかどうか」大谷翔平の去就に米紙が早くも注目 交流戦では外野守備でも沸かせるか
【MLB】「残留するかどうか」大谷翔平の去就に米紙が早くも注目 交流戦では外野守備でも沸かせるか 全 1 枚 拡大写真

26日(日本時間27日)、本拠地アナハイムで行われたテキサス・レンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場したロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平。2試合連続安打となる内野安打を記録するなど3打数1安打1四球で、打率は.270となった。大谷は現地27日、敵地でのオークランド・アスレチックス戦で今季7試合目の先発マウンドに上がる。


【動画】まるで映画のワンシーン、珍しい一塁ベンチ側アングルで振り返る大谷翔平の芸術的スイング


■エンゼルス残留か否か、米紙が特集


マドン監督は会見で、大谷の明日の投打同時出場について「ショウヘイとは話さなくてはいけないが、打席にも立つことになるだろう。自分自身でもう一度考えてみる」と話した。これまで通り、「2番・投手」の二刀流起用が濃厚だが、この日の試合で通算1300勝を挙げた老獪な指揮官がどんなプランを講じるのか、注目される。


常に話題を集める大谷だが、この日は米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」が、23年シーズン終了後にFAとなる大谷が「エンゼルスに残留するかどうか」という記事を掲載した。約2年半先の話題であり、「気の早い」と思う向きもあるかもしれないが、実はそう遠い話ではない。


例えば、同僚のトラウトは19年3月に12年総額4億2600万ドル(約469億円)でエンゼルスと再契約を結んでいるが、この時トラウトはFAまであと2年を残していた。大谷も今シーズンが終われば、当時のトラウトと同じ状況になり、今オフに新たな契約を結び直す可能性は十分ある。しかし、今後提示される条件面のほか、下位に低迷するチーム状況などを考えれば、すんなりサインに至るかどうかは不透明。エンゼルスファンにとっては、やきもきする日が早くも訪れそうだ。


■31日に早くもDH制のない試合


契約問題が近未来の話題とするなら、直近の注目は、ナ・リーグとの交流戦だろう。サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手が打席に入っているように、ナ・リーグはDH制を採用していない。ア・リーグのエンゼルスは、早くも31日の敵地サンフランシスコ・ジャイアンツ戦ではDHが使えないのだ。


「2番・DH」が定位置の大谷をどう起用するのか。マドン監督は26日の会見で、「ショウヘイの外野守備機会はできるだけ少なくしたいが、交流戦が控えているので、どうするべきかを考えている」と話し、DHが使えない試合での外野起用を検討していることを明かした。


大谷は今季、4月24日のヒューストン・アストロズ戦でDHから左翼、5月11日の同戦では投手から右翼、19日のインディアンス戦で投手から右翼、23日のアスレチックス戦は代打から右翼へ回るなど計4試合、試合途中から外野を守っている。


23日の試合で、左翼のアップトンは「少し神経質になった。ショウヘイが打球に対してダイブをしたり、強い返球をしないで済むように、そう、とにかく緩い簡単なフライを打ってくれと願ったよ」と振り返っていた。慣れない守備でケガでもされたらチームにとって大ダメージ。それを危惧しての発言だったが、先発から外野で出場した場合、全力プレーは必須だ。


■日ハム時代には捕殺もマーク


しかし、外野を守ったとしても杞憂に終わる可能性が高い。マドン監督も「守備を練習しているのを何度も見ているが、一流の外野手のようだった」と話したように、プレー自体に問題はないはず。


日本ハム時代のプロ1年目は、外野手として54試合に出場しており、捕殺も7個マークしている。その後は、投手以外はDHのみとなるケースが増え、守備機会は減ったが、日本での経験値もかなり高い。ちなみに、大谷と同僚だった陽岱鋼(現巨人)は、日本ハムで最後にプレーした2016年に117試合出場で捕殺は5個だった。


肩への影響を考える必要はあるが、もし大谷が外野手としてリミッターを外したら、イチローのレーザービームをもしのぐプレーを披露するかもしれない。DH制のない交流戦は、今まで以上に注目が集まりそうだ。


【動画】この矢のような返球がMLBでも見られるか? ライト・大谷翔平が日本ハム時代に披露した二塁へのレーザービーム送球


◆大谷翔平の188キロ弾に“NBA番記者”までもが鋭く反応「世界で最もエキサイティングなアスリート」


◆大谷翔平はどれだけ厳しいジャッジを打席で受けているのか? 今季の「ストライク判定」をデータで振り返る


文・SPREAD編集部


大谷が日本ハム時代に披露したレーザービーム送球


※2013年6月15日広島戦

《SPREAD》

≪関連記事≫
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫

≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった

≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代