【マーメイドS/データ攻略】“夏女”の季節到来、カセドラルベルを後押しする馬券内率「100%」のデータ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【マーメイドS/データ攻略】“夏女”の季節到来、カセドラルベルを後押しする馬券内率「100%」のデータ

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【マーメイドS/データ攻略】“夏女”の季節到来、カセドラルベルを後押しする馬券内率「100%」のデータ
【マーメイドS/データ攻略】“夏女”の季節到来、カセドラルベルを後押しする馬券内率「100%」のデータ 全 1 枚 拡大写真

前編ではアブレイズソフトフルートの明暗を分けるであろうデータについて取り上げたが、後編ではデータ面から浮上する穴馬候補2頭を取り上げる。


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■データが導く2021マーメイドSの穴馬候補は?


目下3年連続で7人気以下が勝利中のマーメイドS。アタマ荒れが当たり前のこのレース、ここでは波乱の使者となりうる穴馬候補2頭をご紹介したい。


<穴候補1 カセドラルベル>


昨秋から馬券圏外が続く馬。ダート戦を使われるなど陣営の苦心が手に取るように伝わる馬だが、あらゆる不安要素を吹き飛ばすデータがこちら。


・6-9月成績【4-1-1-0】・右回りの芝2000m成績【3-2-0-2】


この馬の成績はわかりやすい。全4勝が6-9月の暑い時季、いわゆる「夏馬」だ。5月の前走はまだ本領発揮には早い季節にも思われたが、重賞好走歴のある牡馬相手に僅差の4着。季節の進行とともに状態は確実に上向いている。右回りの芝2000m適性も高く、ここは絶好のチャンス到来といっても過言ではないだろう。


<穴候補2 パッシングスルー>


休み明けの前走福島牝馬Sは10着。古馬になってから不振が続く馬だが、同馬にも追い風となるデータはある。


・叩き2戦目の成績【1-0-1-0】


スタートで後手を踏み、道中後方待機を余儀なくされた前走。1000m通過60秒6のスローペースも重なったことで不完全燃焼に終わってしまった。とはいえ上がり3F3位タイと一定の能力は示していた点は見逃せず、今回は2勝を挙げる内回りコースの芝2000m。カレンブーケドールを負かした距離に替わることを考えたとき、見限るには早計だ。


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著者プロフィール


田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。

《SPREAD》

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