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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地でのタンパベイ・レイズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。第1打席で渡米後自身初の先頭打者ホームランとなる今季24号を放つなど、4打数2安打1打点の活躍。打率は.269。チームは3-4で敗れ、4連敗となっている。
大谷は飛距離453フィート(約138.1メートル)の特大弾を放ち、続く打席では鮮やかなセーフティーバントも決めるなどトップバッター起用に応えて躍動。多彩なスキルを発揮する大谷ついて、現地ではかつての名選手を引き合いに出すなど万能ぶりへの称賛が相次いでいる。
【ハイライト動画】この男に不可能はない」「ナイキの広告に…」 大谷翔平、看板超え飛距離138メートルの特大弾&鮮やかなセーフティーバント
■「この男に不可能はない」
今季2度目となる1番打者起用に結果で応えた。初回の打席に立った大谷は、相手先発キトリッジが1-1から投じたチェンジアップを強振。打球は右翼スタンド最後尾にそびえ立つビジョンや看板を超える約138メートルの特大ホームランとなった。打球速度は116.1マイル(約187キロ)を計測したが、MLBでデータ解析を担当するデビッド・アドラー氏は「スタットキャストが導入されて以降、歴代最速の先頭打者弾」と自身のTwitterで紹介した。
続く打席では足で球場を沸かせる。3回の第2打席では2球目を一塁線へバントで転がし内野安打をマーク。一塁への到達スピード3.77秒という快足を生かした鮮やかなセーフティーバントで、今季20回目のマルチ安打を記録した。
現地メディアも続々と大谷の活躍を速報したが、MLB公式サイトで動画トピックなどを扱う「Cut4」はTwitterで大谷のバンド安打について「この男に不可能はない」と紹介。また、ESPNのエンリケ・ロハス氏は「80年代にはボー・ジャクソンの万能ぶりに触れたナイキの広告が存在した。ナイキはオオタニを起用してまたやるべき」とつづり、かつてMLBとNFLの“二刀流”で活躍したアスリートを引き合いに賛辞を送っている。
【ハイライト動画】この男に不可能はない」「ナイキの広告に…」 大谷翔平、看板超え飛距離138メートルの特大弾&鮮やかなセーフティーバント
大谷翔平、“右翼看板越え”初回先頭打者弾 指揮官は呆れ顔「かつて見たことないよ」
◆ホームラン連発の大谷翔平、米メディアの表現が遂に尽きる「もう言葉が出ない」
文・SPREAD編集部
この男に不可能はないのか…大谷翔平、打球が消えた飛距離138メートルの特大弾&鮮やかなセーフティーバント
Shohei Ohtani did the thing again □
(via @Angels)pic.twitter.com/sEus5ApEzp
— Bally Sports (@BallySports) June 25, 2021
ohtani bunt single because what can’t this guy do pic.twitter.com/1djTpVCXms
— Cut4 (@Cut4) June 26, 2021