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大リーグ機構は2日(日本時間3日)、6月の最優秀選手(月間MVP)を発表。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手がア・リーグの野手部門で選出された。自身初の受賞で、日本人野手ではイチロー(2004年8月、マリナーズ)、松井秀喜(2007年7月、ヤンキース)に続き、3人目となった。
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■マドン監督は球宴での二刀流に賛成
6月の大谷は25試合の出場で打率.309、出塁率.423、長打率.889をマークし、長打力とOPSはメジャー全体でもトップ。25安打のうち、本塁打は実に13本を数えた。
前日には13日(同14日)に行われるオールスター戦にDHとしての出場も決定した大谷だが、球団公式サイトによるとマドン監督は「二刀流」での出場を後押しする方針のようだ。
「オールスターでの投打出場に賛成だ。投手としては1イニング、野手としては1打席だけだろうが、みんな二刀流が見たいはず。球界にとっても良いこと」
大谷は本日のボルティモア・オリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。月間MVPを受賞した6月の勢いを持続できるか注目だ。
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文・SPREAD編集部