
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、本拠地でのボルティモア・オリオールズ戦に「2番・DH」で出場。第2打席で2試合ぶりとなる今季29号を放った。本塁打王を争うブルージェイズのゲレーロJr.も同日のレイズ戦で27号を放っていたが、再びその差を2本に広げた。
大谷は続く第3打席でもレフトに逆転本塁打を放ち、今季3度目となる1試合2本塁打でシーズン30号に到達した。
【実際の映像】右へ左へ驚愕の2打席連発弾!「言葉では言い表せない」と現地放送局もお手上げ、大谷翔平の今季29号&30号
「ボールが破壊されました」
第1打席は二飛に打ち取られた大谷だが、3回裏に迎えた第2打席では相手左腕・エイキンが内角高めに投じた初球を強振。打球はそのまま右翼スタンドに突き刺さった。打球速度は104.5マイル(約168キロ)、飛距離は416フィート(約127メートル)。オールスター初出場や月間MVP受賞のニュースもあり、この日の大谷は本拠地のファンから大声援を送られていたが、見事結果で応えてみせた。
現地放送局「バリースポーツ・ウエスト」の実況は29号ホームランについて「ボールが破壊されました」とコメント。「ショウヘイ・オオタニ、ワオ……毎回ですが、言葉では言い表せません」と“嘆き節”も飛び出している。
◆【実際の映像】大谷翔平は誰にも止められない 好返球を間一髪でかいくぐった二塁からの激走サヨナラ生還と渾身のガッツポーズ
◆【実際の映像】右へ左へ驚愕の2打席連発弾!「言葉では言い表せない」と現地放送局もお手上げ、大谷翔平の今季29号&30号
◆圧巻の“大谷翔平劇場”、最後は激走でサヨナラ生還 キング独走の本塁打量産は「ファンのおかげ」
文・SPREAD編集部
「ボールを破壊」「言葉では言い表せない」と現地放送局もお手上げ 打球速度約168キロを計測した大谷翔平の今季29号&30号
29号
29 HR for your AL Player of the Month, Shohei Ohtani. pic.twitter.com/CwtVoJOJeu
— MLB (@MLB) July 3, 2021
30号
NUMBER 30. pic.twitter.com/CjUX8ZUAQb
— MLB (@MLB) July 3, 2021