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■グランオフィシエ
未勝利、1勝クラスを連勝したグランオフィシエ。母は2013年のアルテミスSを制したマーブルカテドラルで、良血馬が意気軒昂と重賞初挑戦に臨む。
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特筆すべきは勝利を挙げたここ2走の内容で、初勝利となった4月の未勝利戦は先行策から直線で鋭く抜け出し7馬身差の楽勝V。昇級初戦の前走は好スタートからすんなりハナを奪い、そのまま逃げ切って単勝1.9倍の支持に応えている。
軌道に乗ったいまなら同年代の重賞でもと思わせるし、小回りの福島であれば持ち味の先行力が活きそう。さらに過去データを見ると前走2000mからの臨戦も相性ばっちり。3連勝で重賞勝ちまであっていい。
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長アスリートの素顔を伝えるメディア『SPREAD』の編集長。旅行・アウトドア雑誌のライターを経て、競馬月刊誌「UMAJIN」の編集長として競馬業界へ。その後、Neo Sports社にて、「B.LEAGUE」「PGA」「RIZIN」等のスポーツ×ゲーミフィケーション事業に携わり、現在に至る。競馬は、1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、盲点となる穴馬の発掘を追求し続けている。