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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が7日(日本時間8日)、本拠地でのボストン・レッドソックス戦に「2番・DH」で出場。3試合ぶりの今季32号を放つなど、4打数2安打1打点。打率は.279。登板翌日の野手出場で、松井秀喜超えとなる日本人シーズン最多本塁打を記録した。試合はエンゼルスが5-4で勝利し、貯金を2としている。
【実際の映像】自打球直後の特大弾は「現実離れ」 大谷翔平、ゴジラ松井超えとなる打球速度184キロの弾丸32号ホームラン
■エンゼルス公式Twitterも「現実離れしている」
6日(同7日)は投打同時出場で日米通算50勝目を挙げた大谷が、この日は野手専念でしっかり結果を残した。5回に迎えた第3打席、2度の自打球に思わず大きな声も出したが、7球目の変化球を強振。打球はそのままライトスタンドに突き刺さり、3試合ぶりの本塁打となった。打球速度は114.5マイル(約184キロ)、飛距離は433フィート(約132メートル)。この一発で2004年に松井秀喜(ヤンキース)が記録した日本人シーズン最多本塁打記録を更新した。
打った瞬間にそれと分かる特大弾に、現地放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」の実況は「彼はビースト(怪物)だ」と絶叫。エンゼルス公式Twitterも「現実離れしている」と動画付きで速報した。
また、データやスタッツを紹介する「MLB Stats」のTwitterアカウントによると、オールスター前での32号到達は、2013年のクリス・デービス(オリオールズ、37本)以降では最速の記録となっている。
今季81試合目の出場で新記録達成。単純計算ではシーズン60発も不可能ではないペースで本塁打を量産中だ。本塁打王争いでも2位のゲレーロJr.(ブルージェイズ)との差を4本に広げている。
【実際の映像】自打球直後の特大弾は「現実離れ」 大谷翔平、ゴジラ松井超えとなる打球速度184キロの弾丸32号ホームラン
◆大谷翔平、左投手相手に今季10本塁打と“苦手克服” 松井秀喜氏も「彼は真の長距離打者」
◆大谷翔平、折れたバットへの対応も話題に「スポーツ界の歴史上で最も完璧なスター」
文・SPREAD編集部
大谷翔平、ゴジラ松井超えとなる打球速度184キロの弾丸32号ホームラン
Unreal. pic.twitter.com/NPJEYOv2Yf
— Los Angeles Angels (@Angels) July 7, 2021
本塁打直前、自打球を受け思わず絶叫
In case you missed it…this was the pitch before…□#WeBelieve I @Angels https://t.co/4Ap3j2KitO pic.twitter.com/E6JJzU8pWA
— Bally Sports West (@BallySportWest) July 7, 2021