
第57回・七夕賞(GIII、芝2000m)の枠順が9日、JRAより発表された。
昨年の覇者クレッシェンドラヴは5枠9番に、安田記念で5着と確実に地力をつけているトーラスジェミニは2枠4番、福島コースでは【4-1-1-0】とこちらも相性抜群のヴァンケドミンゴは8枠16番に入った。
◆【七夕賞2021/追い切りジャッジ】トーラスジェミニに「S」評価、GI好走後も「心身ともに絶好調」
■過去10年で一度も勝利がない「魔の5枠」
上位人気が予想されるクレッシェンドラヴ、クラージュゲリエの5枠は、過去10年で【0-3-1-16】と勝利がなく割引が必要だ。一方、カウディーリョ、アールスターが入った4枠は過去10年で【2-0-3-13】で、単勝回収値「592」、複勝回収値「349」と波乱の使者となっており今年も警戒が必要だ。

■6年連続で馬券に絡んでいる「6枠」は優秀
一方、6枠は【3-1-3-13】と最多3勝を挙げ、勝率、連対率、複勝率ともにトップクラス。19年には6枠のミッキースワローが勝利し、17年ゼーヴィントも1番人気の支持に応え勝利している。
また、人気薄の好走も目立っており、昨年ヴァンケドミンゴが6番人気ながらも3着に入り、18年パワーポケットは最低人気(単勝138.1倍)ながらも3着に好走し、波乱の使者となった。
今年、6枠に入ったスカーフェイスとツーエムアロンソには警戒が必要だ。
◆【七夕賞2021/追い切りジャッジ】前走大敗馬に「A」評価、ガス抜きで「想定通りの仕上げ」
◆【七夕賞2021/追い切りジャッジ】上位人気想定の実力馬に「B」評価、ブリンカーの効果も「迫力が戻っていない」
◆【七夕賞2021/追い切りジャッジ】推定10人気以下の穴馬に「A」評価、鞍上と「機敏に意思疎通」
文・SPREAD編集部