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18日に函館競馬場で行われる第57回・函館記念(GIII、芝2000m)の過去10年データを紹介する。
今年のフェブラリーS覇者カフェファラオはダートではなくここに矛先を向けてきた。血統的にも芝で戦える血統背景を持っており、GIホースとしてここでも好走したい。昨年の函館記念を15番人気で制したアドマイヤジャスタ、前走福島民報杯を大差で圧勝したマイネルウィルトスは凱旋門賞に登録しており洋芝では負けられないところ。巴賞を制したサトノエルドールも虎視眈々。
ここでは「前走ローテ」を分析していく。
◆【函館記念2021/人気傾向】1・2番人気は信頼置けず 波乱の立役者は複勝率「70%」を誇る7番人気
■前走解消のサトノエルドールは割引
過去10年、最多勝利を挙げている前走ローテは目黒記念組の3勝で、【3-0-0-9】の勝率25.0%、連対率25.0%、複勝率25.0%となっており、単勝回収値は「175」と人気薄での勝利も目立つ。
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目黒記念【3-0-0-9】勝率25.0%、連対率25.0%、複勝率25.0%エプソムC【2-1-1-9】勝率15.4%、連対率23.1%、複勝率30.8%鳴尾記念【2-0-1-8】勝率18.2%、連対率18.2%、複勝率27.3%巴賞【1-5-2-46】勝率1.9%、連対率11.1%、複勝率14.8%
好アベレージの前走ローテを使ってきた馬は、目黒記念組ディアマンミノル、アイスバブルの2頭。
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また、前走の距離別に成績を分けてみると以下の通り。
1400m【0-0-0-2】勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率0.0%1600m【0-0-1-7】勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率12.5%1800m【4-7-4-65】勝率5.0%、連対率13.8%、複勝率18.8%2000m【3-1-4-32】勝率7.5%、連対率10.0%、複勝率20.0%
連対に着目してみると前走が1800mか2000mだった馬しか連対していない。
1800mからの臨戦は主に同じ函館開催の巴賞組からの出走が多いが、出走頭数の割に勝率が低く前走巴賞を快勝したサトノエルドールにとっては不安なデータとなる。
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◆サンデーR吉田代表 クロノジェネシスの凱旋門賞前向き「これなら行っていい」
文・SPREAD編集部