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25日に新潟競馬場で行われる第21回・アイビスサマーダッシュ(GIII、芝1000m)の過去10年データを紹介する。
3年連続の出走となる19年の覇者ライオンボスは昨年も連対し、ここは最速王の座は譲れないところ。3歳馬モントライゼは京王杯2歳ステークスを制しており世代トップクラスのスピードを誇る。その他今年の韋駄天ステークス覇者タマモメイトウ、オーシャンステークス4着のヒロイックアゲンなども虎視眈々と上位をうかがう。
ここでは「人気傾向」を分析していく。
◆【アイビスSD2021/脚質傾向】韋駄天Sを快勝したタマモメイトウ、持ち味の追込み脚質は複勝率4.3%と不調
■1番人気は過去10年「7-2-0-1」 馬券を外したのは1頭のみ
まず、過去10年の上位人気馬を読み解くと、1番人気【7-2-0-1】で、勝率70.0%、連対率90.0%、複勝率90.0%と最も信頼できる数字を叩き出している。2番人気は【1-2-0-7】で、勝率10.0%、連対率30.0%、複勝率30.0%、3番人気は【0-2-2-6】で、勝率0.0%、連対率20.0%、複勝率40.0%と勝利こそないがまずまずの成績となっている。
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なお4番人気【0-0-3-7】、5番人気【0-3-0-7】もそれぞれ馬券内に3回好走しているように、基本的には上位人気を信頼してもよいデータとなっている。
韋駄天S組の再戦に3歳馬のモントライゼが割って入るかという図からも人気が拮抗気味となりそうだが、過去10年の人気傾向からも1番人気を素直に信頼する事が馬券攻略のヒントとなりそうだ。
◆【アイビスSD2021/前走ローテ】3年連続出走のライオンボス、昨年からの巻き返しを後押しするデータとは
◆愛オークス圧勝のディープ産駒・スノーフォール、次走は凱旋門賞“王道ローテ”の8月ヨークシャーオークス
文・SPREAD編集部