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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は22日(日本時間23日)、敵地でのミネソタ・ツインズ戦に「2番DH」でスタメン出場。
ツインズ先発の前田健太とは、前田がロサンゼルス・ドジャースに所属していた2019年以来、2年ぶりの対戦となる。ここまでの対戦成績は5打数2安打、1本塁打、2三振。19年6月12日の対戦では前田が投じた甘い球を見逃さず、大谷が右翼スタンドへソロ本塁打を放っている。
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■日本人キラー大谷の35号アーチは出るか
大谷は後半戦5試合で20打数4安打で打率.200と低迷。18日のシアトル・マリナーズ戦では4三振、前回21日のオークランド・アスレチック戦では3三振と、後半戦5試合で11三振を喫した。
19日のマリナーズ戦では34号を放ったが、ア・リーグ2位のゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)は昨日のボストン・レッドソックス戦で後半戦4発目となる32号を放ち、その差は「2」に縮まっている。
一方、前田は今季15試合に登板し4勝3敗、防御率4.71。7月に入り2試合連続の無失点ピッチングで2連勝を飾っていたが、前回18日のデトロイト・タイガース戦では5回3失点で勝敗つかず、チームはサヨナラ負け。
大谷は8日のマリナーズ戦で菊池雄星と対戦し、3打数無安打2三振と、この時は菊池に軍配が上がったが、2019年には菊池と前田から立て続けに本塁打を放ち、「日本投手キラー」と呼ばれた大谷が今季35号を放つか。あるいは今季、チェンジアップのキレが増し、72回2/3イニングで79奪三振を誇る前田が、菊池に続いて大谷を抑えるか、日本人対決に注目が集まる。
ケガにより6月22日を最後に戦列を離れていたジャスティン・アップトンが3番に復帰。厳しいマークを受けて来た大谷の力強い後ろ盾となるかも、興味深い。
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試合情報
ツインズ-エンゼルス試合開始:日本時間7月23日(金)9:10中継情報:AbemaTV、スカパー! Jsports
文・SPREAD編集部
■大谷翔平に2本差、ゲレーロJr.の今季32号
Vlad Guerrero Jr. has 11 HR 430+ ft in 2021.
That's the second most in @MLB (Ohtani, 12).
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— MLB Stats (@MLBStats) July 22, 2021