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長年に渡るスケートボード界での活躍で知られるトニー・ホーク氏が22日、自身のInstagramを更新。五輪会場である有明アーバンスポーツパークで実際にスケーティングする様子を投稿し話題となっている。
【実際の映像】レジェンドが有明に“降臨”! 53歳となったトニー・ホーク氏が五輪会場で鮮やかなスケーティングを披露
■レジェンドが東京に“降臨”
スケートボード競技は東京五輪で初めて正式種目入り。コース上の障害物を使って技を繰り出す「ストリート」と起伏などが設定されたコースで行われる「パーク」が実施される。日本代表は10名が選出されているが、男女ともに世界ランキング上位につける選手が多く、地元でのメダル獲得に向けて機運も高まっている。また、冬季五輪・男子ハーフパイプで2大会連続銀メダルを獲得した平野歩夢も今代表に名を連ねている。
ストリートから生まれた五輪種目として注目されるスケートボードだが、その過程には「バードマン」の異名を持つレジェンドの活躍もあった。現在53歳のホーク氏は、これまで数々のパフォーマンスでスケートボードの“地位向上”に大きく貢献してきた存在だ。
そんなホーク氏が五輪に合わせて来日。さらに、決戦の舞台となる有明のパークを颯爽と滑る様子をSNSに投稿した。米国代表には選出されていないものの、そこは第一人者。パーク内での鋭い眼差しと、年齢を感じさせない鮮やかな滑りはたちまち拡散され、Instagramでの再生数は約135万回を記録している。また、Twitter上では来日を知った日本のファンも「トニーホーク日本におる…」「トニーホークも日本にいる奇跡」と話題となっている。
ホーク氏は「スケートボードが五輪種目になるなんて、夢にも思わなかった。この歴史的な瞬間に立ち会えて興奮している。(スケートボードは)今年の五輪におけるハイライトになるはずだよ」と興奮気味に記している。五輪に新たな風を吹かせるスケートボードは、25~26日の「ストリート」で幕を開ける予定だ。
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文・SPREAD編集部
53歳となったトニー・ホーク氏が五輪会場で鮮やかなスケーティングを披露