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【東京五輪/野球】侍ジャパンの新トリプルストッパー・平良海馬、強心臓を示す得点圏被打率0割

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【東京五輪/野球】侍ジャパンの新トリプルストッパー・平良海馬、強心臓を示す得点圏被打率0割
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野球が五輪競技として行われた最後の大会、2008年の北京オリンピックで藤川球児岩瀬仁紀上原浩治と「トリプルストッパー」を結成した。その藤川が保持していた38試合連続無失点のプロ野球記録を今季更新したのが、代表初選出となった平良海馬(西武)だ。


最速160キロを誇る剛腕が、侍ジャパン終盤の砦として世界の強豪国の前に立ち塞がる。


◆【動画】ピンチの場面で強い、これが守護神・平良海馬 プロ野球記録「39試合連続無失点」の瞬間


■プロ3年目から記憶に残る活躍


沖縄・八重山商工高では甲子園出場はなかったが、3年夏の県大会で154キロを計測。ドラフト4位で西武に入団し、プロ2年目の2019年に中継ぎとして初勝利に初ホールド、初セーブをマークした。


開幕一軍入りを果たした2020年は、初登板から10試合目の登板まで無安打、無失点のまま27個のアウトを積み重ねたことで“ノーヒットノーラン達成”と言われた。9月以降は20試合連続無失点を記録するなど、セットアッパーとして54試合に登板し、1勝0敗1セーブ、33ホールド、防御率1.87の好成績を挙げた。入団3年目ながら、前年までの投球回が30イニングを下回っていたため、パ・リーグ新人王に選出された。


そして球史に名を残すことになった今季は、4月に球団タイ記録となる月間10ホールド、5月4日には球団新記録となる14試合連続ホールドポイントを達成。15試合目にセーブを挙げたため連続記録は途絶えたが、その後も24試合目まで連続でホールドかセーブのいずれかをマークした。


チームの抑え投手が不振で、守護神を任された以降も無失点記録は続き、6月13日の中日戦で開幕から32試合連続無失点のプロ野球記録を樹立。7月1日のソフトバンク戦では39試合連続無失点をマークし、藤川球児の持つプロ野球記録を新たに塗り替えた。


登板40試合目で初失点を喫して記録は途絶えたが、開幕からの連続イニング無失点は38回となり、2リーグ制では最長の記録となった。


■北京のトリプルストッパーを上回るか


記録づくめとなっている今季の平良だが、特筆すべきデータは今季41試合の登板で得点圏での被打率が0割という点だ。23本の被安打は全て走者なしと走者一塁の場面のみと、ピンチでの強さは群を抜いている。


最速160キロの剛速球が最大の武器だが、昨季まで半数を超えていた直球の割合が今季は4割弱と激減しており、カットボール、スライダー、チェンジアップの多投で、相手打者に的を絞らせない投球が光る。


今回の侍ジャパンで、守護神候補は実績では山﨑康晃(DeNA)、新鋭の勢いで栗林良吏(広島)などの名前が挙がるが、無双状態の平良が躍動すれば、北京のトリプルストッパーを上回る結果も期待できそうだ。


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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB


■新記録・39試合連続無失点の瞬間



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