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男子柔道66キロ級の阿部一二三(ひふみ)は25日、東京五輪の決勝でバジャ・マルグベラシビリ(ジョージア)を技あり(大外刈り)で下し、金メダルを獲得した。妹の阿部詩も女子52キロ級で優勝しており、きょうだいそろって金メダリストとなった。
◆妹・阿部詩、女子52キロ級で日本人初の金メダル 「お兄ちゃんが今からなので気を抜けない」
■妹が金「プレッシャーはなかった」
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(C)ロイター
阿部は試合後、「落ち着いて自分の柔道ができた。1本を取りに行く柔道が出せた」とコメント。2019年の世界選手権東京大会は妹が優勝する中で自身は3位に終わっており、この日も先に妹が金メダルを取ったが、阿部は「プレッシャーはなかった」と語った。
阿部は1997年生まれの兵庫県神戸市出身。2012年にアジア・ジュニアユース選手権大会で優勝、17年、18年に世界選手権を制した。背負い投げを得意としている。
日本の男子柔道の金メダルは、60キロ級の高藤直寿に続いて2つ目。女子は阿部詩が金、48キロ級で渡名喜風南(となき・ふうな)が銀を獲得している。
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文・SPREAD編集部=ロイター