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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地でのオークランド・アスレチックス戦に「2番DH」でスタメン出場。1打数無安打3四球で、打率は.279となった。エンゼルスは打線が沈黙し0-4で敗戦。勝率5割に逆戻りとなっている。
【実際の映像】思わず二度見する俊足ぶり……完璧なスタートを現地実況も絶賛した、大谷翔平の今季15盗塁目
■徹底したアウトコース攻めで3四球
大谷は、今季8勝を挙げているフランキー・モンタスと対戦。第1打席では、カウント3-2から148キロのスライダーを見送り、一塁に歩きかけるも判定はストライクで見逃し三振。3回の第2打席は四球、5回の第3打席ではスプリットを見極め再び四球で出塁すると、その後今季15個目となる盗塁を決めた。
「ESPN」などの米メディアによると、7月終了時点までに「37本塁打・15盗塁」の達成は史上初の快挙となっている。
8回裏に迎えた第4打席でも四球を選び、この日は無安打ながらも3出塁。3戦連発となる今季38号本塁打が期待されていたが、相手バッテリーは長打を警戒しアウトコース主体の配球を徹底し、四球の度に本拠地のファンからはブーイングも響いた。
本塁打王を争っているブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)は、同日のボストン・レッドソックス戦でフェンウェイ・パークの“グリーンモンスター”を超える場外弾を放ち、大谷との差を4本に縮めている。
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文・SPREAD編集部
■自己最多を更新する大谷翔平の15盗塁目
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— Bally Sports West (@BallySportWest) July 30, 2021