
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は7月31日(日本時間1日)、本拠地でのオークランド・アスレチックス戦に「2番DH」でスタメン出場。3回1死一、二塁の場面で、両軍唯一の得点となるタイムリーツーベースを放ち、4打数1安打1打点とした。
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■大谷が3年ぶりの1-0勝利の決勝点
2試合連続でアスレチックスに完封負けを喫していたエンゼルスが、今日は“完封返し”を見せた。エンゼルスは先発のハイメ・バリアが7回途中まで被安打4の無失点に抑え、その後もスティーブ・シーシェク、ホゼ・キハダ、ライセル・イグレシアスの継投でアスレチックス打線を抑え込み、完封勝利を収めた。
米メディアによると1-0でエンゼルスが勝利したのは2018年9月以来、実に3年ぶりという。
その決勝点となったのが大谷の先制タイムリーで、打球速度110.6マイル(約178キロ)の痛烈な弾丸ライナーには、解説者も「ロケットのような打球だった」と表現。また、「あの場面で誰を打席に送りたいか。もちろん彼(オオタニ)だ」と、均衡を破る大谷の一打を称賛した。
■トップと1打点差で打撃2冠に王手
3試合ぶりの打点をマークし、今季82打点とした大谷。両リーグトップの37本塁打に加え、打点でもトップのブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)に1点差と迫り、打撃2冠も射程に入っている。
当初、1日(同2日)のアスレチックス戦で先発予定だった大谷だが、28日(同29日)のコロラド・ロッキーズ戦の試合中にファウルボールが右手親指に直撃し、次回の登板は白紙に。投打二刀流はお預けとなったが、引き続き、打者・大谷が楽しませてくれそうだ。
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文・SPREAD編集部
■打球速度178キロの“ロケット”タイムリー
RBI-double for Shohei Ohtani puts the @Angels on the board! pic.twitter.com/O8mTBDgCPw
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■二塁ベース上で遊撃手とじゃれ合う大谷
Shohei is everybody's friend □ pic.twitter.com/LdXP7GOYAt
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