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8日に新潟競馬場で行われる第13回・レパードS(GIII、ダ1800m)の過去10年データを紹介する。
ホッコーハナミチは前走古馬混合戦のインディアントロフィーをレコードで制し、勢いに乗っている。父ホッコータルマエは12年のレパードSを制しており血統面でも期待したい。
良血馬ルコルセールは現在ダートで3連勝中、勢いそのままに重賞も制するか。現在2連勝中のキャリアリズムはこれまで連対を外しておらずここでも堅実な走りに期待がかかる。
その他、いわき特別を制し2勝クラスを突破したメイショウムラクモやユニコーンステークス5着のクリーンスレイトも虎視眈々と上位をうかがう。
ここでは予想のヒントになる「人気傾向」を分析していく。
◆【レパードS2021/脚質傾向】上位人気想定のホッコーハナミチ、脚質面からも素直に信頼か
■1番人気は過去10年「4-2-2-2」 馬券を外したのは2頭のみ
まず、過去10年の上位人気馬を読み解くと、1番人気【4-2-2-2】で、勝率40.0%、連対率60.0%、複勝率80.0%と最も信頼できる数字を叩き出している。2番人気は【2-2-1-5】で、勝率20.0%、連対率40.0%、複勝率50.0%とまずまずの成績となっている。なお3番人気は【0-2-0-8】と不調で複勝率も20.0%とあまり信頼できない数値となっている。
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また11番人気の成績を見てみると過去10年、【1-0-2-7】の勝率10.0%、連対率10.0%、複勝率30.0%と穴をあけている印象で、単勝回収値663%、複勝回収値246%と穴を狙いにいくなら11番人気が該当しそうだ。
これまで世代のダート路線で堅実な走りを続けているメイショウムラクモが人気の中心となりそうだが、過去10年の人気傾向からも1番人気を素直に信頼し、11番人気をマークすることが馬券攻略のヒントとなりそうだ。
◆【レパードS2021/前走ローテ】過去10年で4勝を挙げている「ユニコーンS組」 5着に惨敗のクリーンスレイトに注目
◆田辺がJRA通算1000勝、5馬身差でメモリアルV 三浦は「縁ある」函館で900勝
文・SPREAD編集部