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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地でのテキサス・レンジャーズ戦に「2番・投手」でスタメン出場する。
ベンチでファウルボールを受けて右手親指を痛めていた大谷だが、7月26日(同27日)以来、中8日での登板で今季6勝目を狙う。
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■相手先発は7連敗中
前日の試合では右翼線を破る打球速度109.9マイル(約177キロ)の二塁打を放つなど、5打数2安打で6試合ぶりのマルチ安打を記録した大谷にとって、久しぶりの「リアル二刀流」となる。前回の登板では7回5安打1失点でメジャー移籍後自己最多となる5勝目をマークしており、好投の再現が期待される。
7月の「投手・大谷」は3試合に登板し20回で1四球、17奪三振と制球の安定が好投につながった。レンジャーズ相手には4月に2度登板し、合計9回を投げ8四球を与えたものの16三振を奪っている。
レンジャーズの先発は左腕のコルビー・アラード。今季は21試合に登板し、2勝9敗、防御率5.23となっている。直近7先発で7敗、防御率7.82と絶不調なだけに、エンゼルス打線としては早い段階で大谷を援護する一打を放ちたいところだ。
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文・SPREAD編集部