
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地オリオール・パークで行われるボルティモア・オリオールズ戦に「1番・投手」でスタメン出場する。
前日24日(同25日)に行われた同カードの成績は、4打数1安打2四球で、打率.270。大量リードで迎えた第3打席目はまさかの申告敬遠となり、敵地にも関わらず現地では大ブーイングが巻き起こった。
チームは先発全員安打を記録。14-8で打ち勝ち、連敗を3で止めた。一方のオリオールズは19連敗となった。
◆大谷翔平への敬遠策に敵地ファンも大ブーイング エンゼルスは先発全員安打で連敗ストップ
■ベーブ・ルース生誕の地で初登板
大谷の今シーズン、24日(同25日)の試合終了時点での成績を振り返りたい。
打者としては121試合に出場し115安打、88打点、40本塁打、19盗塁で打率.270。投手としては18試合100イニングを投げ、被安打67、被本塁打8、奪三振120、与四死球46、失点33、自責点31で、今季8勝1敗、防御率2.79となっている。
8月は“リアル二刀流”として3試合に出場し、3戦全勝を挙げた。直近18日(同19日)のタイガース戦では8回を被安打6、奪三振8、1失点に抑える好投を見せたほか、40号ソロアーチも放ち、投打で存在感を放った。
オリオールズの本拠地であるボルティモアは、“元祖二刀流”と言われるベーブ・ルース生誕の地。大谷は今回のオリオールズ戦で、初めて当地のマウンドに登る。
1918年にルースが記録した二刀流記録は「二桁勝利、二桁本塁打(ルースは同年、13勝11本塁打をマーク)」。大谷はルースの記録まで「あと1勝」に迫る9勝目を挙げられるか。
◆大谷翔平、「好きな携帯ゲームは…」子供からの質問にきっぱり 米メディア「オオタニが愛される理由が分かる」
◆大谷翔平のシーズン成績予測は「53本塁打、116打点」 ベーブ・ルースに並ぶ103年ぶり大記録まで残り2勝
◆4出塁の大谷翔平、三冠王カブレラの“イタズラ”に満面の笑顔 相手チームSNSは「ごめん、ショウヘイ」
試合情報
オリオールズ-エンゼルス試合開始:日本時間8月26日(木)8:05中継情報:AbemaTV、スカパー! Jsports
文・SPREAD編集部