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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は8月31日(日本時間1日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのニューヨーク・ヤンキース戦に「2番DH」でスタメン出場。シーズン43号となる快音は聞かれなかったもの、大谷は、MLB通算50個目を含む2つの盗塁を決めるなど快足を存分に発揮、チームを勝利に導いた。大谷は2打数無安打2四球で、打率は.262。
チームは6-4でヤンキースに勝利し、借金1。
◆【実際の映像】大谷の激走ホームスチール チーム公式Twitterは「度肝を抜き、ホームも盗る」と絶賛
■MLB通算50個目、さらにホームスチール
大谷は、6月29日(同30日)の試合で2打席連続本塁打を放ったタイヨンと対戦。4回の第2打席に四球を選ぶと、2塁走者フレッチャーとともに重盗に成功。今季21個目となる盗塁を記録した。これで大谷はMLB通算50盗塁を達成。
さらに大谷は5回にも敬遠で出塁。3塁まで進んだ大谷は、2アウト2、3塁の場面でゴセリンとの重盗で本盗を決めた。この本盗に米放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」公式Twitterは「オオタニがホームを絶妙にタップ」と、巧妙なホームインを称賛した。さらにエンゼルス公式Twitterは、「stealing hearts and stealing home(度肝を抜き、ホームも盗る)」と絶賛した。大谷は今季22個目の盗塁を記録し、40本塁打、30盗塁の可能性も高まった。
投げずとも、打たずとも、チームの勝利に貢献する大谷に、現地メディアの絶賛はやまないようだ。
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文。SPREAD編集部
stealing hearts and stealing home pic.twitter.com/SkVFUZTKye
— Los Angeles Angels (@Angels) September 1, 2021