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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地ミニッツメイド・パークでのヒューストン・アストロズ戦に「2番・投手」でスタメン出場。初回の第1打席で44号ソロを放ち、自らを援護する先制点を挙げた。
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■大記録への“1勝”を援護する一発
初回1死、相手先発バルデスが投じた4球目の内角シンカーを振り抜くと、打球は右翼スタンドへ。速度114.7マイル(約185キロ)、飛距離368フィート(約112メートル)、角度22度という弾丸ライナーだった。
ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)とゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)に「1本差」と迫られていたア・リーグ本塁打王争いで再び「2本差」とし、ベーブ・ルース(1918年)以来103年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」をかけた先発登板で貴重な一発を放った。
なお、大谷は2回を投げて3安打1三振、無失点。2回にウォルシュのソロ本塁打が出て、エンゼルスが2-0でリードしている。
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文・SPREAD編集部