【MLB】大谷翔平、データで振り返る“規格外”の走力 一塁到達平均タイムはメジャー4位 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平、データで振り返る“規格外”の走力 一塁到達平均タイムはメジャー4位

新着 ビジネス
【MLB】大谷翔平、データで振り返る“規格外”の走力 一塁到達平均タイムはメジャー4位
【MLB】大谷翔平、データで振り返る“規格外”の走力 一塁到達平均タイムはメジャー4位 全 1 枚 拡大写真

前代未聞の二刀流プレイヤーとして、メジャー史にその名を刻む活躍を見せた大谷翔平投手。特に、レギュラーシーズン最終盤まで本塁打王争いに絡み46本塁打をマークするなど、長打力でファンの度肝を抜いてきた。

しかし、「打者・大谷」の魅力はパワーだけではない。なかでも注目を集めたのが俊足を生かした走塁だ。盗塁や三塁打、次の塁を狙い続ける積極性など、足でチームの勝利に貢献してきた姿も記憶に新しい。データなども交えながら、改めて大谷の走塁面での凄みを考察していく。

【実際の映像】大谷翔平はなぜこの打球で生還できるのか…2021年ベストゲームの呼び声も高い二塁からの激走サヨナラ生還と渾身のガッツポーズ

■リーグ平均を軽々と超えるスピード

今季の大谷が記録した盗塁数はリーグ5位の26個。メジャー史上6人目の「45本塁打・25盗塁」も達成した。三塁打8本もリーグ1位など、これらの成績だけでも走力の高さを感じさせるが、スプリントスピードを用いて分析してもその実力は一級品だ。

スプリントスピードとは走塁時における「最も速い1秒間の速度」を示す指標だが、今季の大谷は28.8フィート/秒を記録しており、リーグ平均(27.0フィート/秒)を軽々と上回った。もちろん、指名打者としてはトップの数値であり、30.0フィート/秒以上も7度計測されている。

また、一塁到達平均タイム4.09はメジャー全体でも4位。身長193センチ、体重約95キロという大型選手らしかぬ爆発力を証明したシーズンであった。

■盗塁の精度は向上の余地あり

「足にスランプなし」とも言われるだけに、来季も故障などがなければグラウンド狭しと躍動する大谷の姿が見られることは間違いないはず。そのうえで課題を挙げるとするならば、今季リーグワーストタイだった盗塁死(10個)の数をいかに減らせるかという点だ。

9月22日(日本時間23日)の試合では、一度は二盗を決めながら勢い余ってベースから足が離れアウトになるシーンもあり、盗塁の精度を向上させる余地はまだまだ残されている。年間30盗塁はおろか、40盗塁ですら大谷にとっては夢物語ではないだろう。

他の追随を許さない飛距離だけでなく、爆発的なスピードでもファンを魅了した大谷だが、来季も虎視眈々と次の塁を狙う姿に期待していきたい。

◆【実際の映像】今季のエンゼルスの名シーン=大谷翔平の活躍ぶり……大谷が圧倒的な頻度で紹介される球団公式の総決算動画「エンゼルスの2021年シーズン」

◆エンゼルスにとって大谷翔平は希望の光… 球団公式の「総決算動画」が二刀流の独壇場に

◆「エンゼルス最速の男」による会心の走塁 大谷翔平、劇的勝利を引き寄せた積極姿勢

文・SPREAD編集部

《SPREAD》

≪関連記事≫
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫

≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった

≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代