
楽天・島内宏明は、ここまでリーグトップの95打点と4番として打線を牽引している。さらに21本塁打を記録するなどパンチ力も魅力だ。残り試合は少ないが、大台の100打点に到達したい。
◆【セ・注目打者】好調のヤクルト・サンタナはビジターに強い 優勝に向けてデータで見る得意な球場とは
■球団3人目となる100打点へ
パ・リーグ全球団が残り10試合を切ったペナントレースの“カウントダウン”。個人タイトル争いも佳境に入り、打点王争いでトップに立っているのがプロ10年目の島内だ。10月18日終了時点で95打点をマークし、2位のレアード(ロッテ)に5打点差をつけている。
今季137試合中135試合に出場。そのうち4番打者を95試合(3番39試合、5番1試合)勤めている中で目立つのが、やはりチャンスでの勝負強さ。得点圏打率.338はチームトップでリーグ全体でも2位を誇る。95打点はすでにキャリアハイで100打点到達となれば、山崎武司(2007、2009年)、浅村栄斗(2020年)に次ぐ球団3人目。もちろん自身初のタイトル獲得も確実なものになる。

先週の6試合では17打数3安打の打率.176も、3安打のうち2本がホームランで計3打点を稼いだ。楽天の今季は残り6試合で、対戦相手はオリックスと3試合、ソフトバンクと2試合、ロッテと1試合。島内の前に走者を置くことができればできるほど、打点王の称号が近づくことになる。
(成績は10月18日時点)
◆【パ・見どころ】優勝目前のロッテとCSへ崖っぷちの4位ソフトバンクが対戦 西武・松坂大輔はラストゲームへ
◆【セ・見どころ】リーグ優勝をかけた最後の天王山、ヤクルト・奥川が甲子園で阪神に引導を渡すか
◆ロッテが抜群、西武とハムは期待外れ パ・リーグ6球団の補強は成功したのか?
記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB