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▼セ・リーグ対戦カード
■10/26:DeNA vs ヤクルト(横浜スタジアム)■10/26:阪神vs 中日(甲子園球場)
◆【パ・見どころ】マジック3とした首位ロッテ、優勝へのカギは打線の奮起
■阪神は佐藤輝明の復活で奇跡を起こせるか
セ・リーグはヤクルトが3試合を残してマジック2。26日の試合でヤクルトが勝利し、阪神が敗れれば、ヤクルトの6年ぶり8度目となるリーグ優勝が決まる。ヤクルトは今季16勝6敗2分と大きく勝ち越しているDeNAと対戦。先発投手は中6日なら奥川恭伸、中5日なら高橋奎二となるが、両投手とも同間隔での登板はなく、15日の先発から中9日となる高梨裕稔が有力か。高梨は今季のDeNA戦で3試合に先発し、2勝1敗、対戦防御率2.93と上々の成績を残している。攻撃陣では山﨑晃太郎が17日のDeNA戦で2安打するなど、今季は対戦打率.318をマークしており、スタメン起用もありそうだ。
今季最終戦となる阪神は、本拠地・甲子園で今季14勝8敗2分と勝ち越している中日と対戦する。先発は10月3戦3勝で今季通算13勝、今季の中日戦5試合で1勝2敗、対戦防御率2.59の青柳晃洋が予想されるが、それ以外の投手陣もブルペン待機で総力戦を仕掛ける。10試合連続でスタメンマスクをかぶる坂本誠志郎のリードも鍵を握る。打線では24日の試合で約2ヶ月ぶりとなる本塁打を放った佐藤輝明が、中日戦は対戦打率.136、2本塁打ともっとも苦手としている。そのデータを覆す活躍をできるだろうか。奇跡の逆転優勝へ向けた大注目の一戦になる。
(成績は10月24日時点)
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB