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【MLB】2021年「賞タイム」 大谷翔平の今シーズン受賞タイトル

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【MLB】2021年「賞タイム」 大谷翔平の今シーズン受賞タイトル
【MLB】2021年「賞タイム」 大谷翔平の今シーズン受賞タイトル 全 1 枚 拡大写真

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平投手は今季、打者として46本塁打、100打点、103得点、26盗塁でキャリアハイを達成。投手としても、23試合に先発しチームトップの9勝を挙げ、防御率3.18と安定した投球を披露した。

ここでは、大谷が受賞したタイトルと今後選出される可能性があるタイトルを紹介。

◆なぜ大谷翔平は「世紀の野球選手」なのか 米メディアが“二刀流経験者”による評価を交えて考察

■大谷翔平の受賞タイトル一覧・今後の発表スケジュール

10月8日米専門誌「ベースボール・ダイジェスト」野手部門最優秀選手

受賞:大谷翔平日本人選手としては初選出。19人の専門家による投票で決定するが、大谷は1位票を16票獲得した。同僚であるマイク・トラウトは2014年と2019年に2度選出されている。

10月23日米専門誌「ベースボール・アメリカ」年間最優秀選手

受賞:大谷翔平大谷だけでなく、ブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)、フアン・ソト(ワシントン・ナショナルズ)、フェルナンド・タティスJr.(サンディエゴ・パドレス)が最終候補となっていた。

10月27日コミッショナー特別表彰

受賞:大谷翔平日本人では、2005年のイチロー(当時シアトル・マリナーズ)以来、16年ぶりの快挙(史上16人目)。マンフレッド・コミッショナーが就任した2015年以降では、初めての選出となった。

10月29日米メディア「スポーティングニュース」年間最優秀選手

受賞:大谷翔平1936年から行われている“名門アワード”であり、選手間の投票で選出される。大谷は得票率56%をマークし、次点だったゲレーロJr.を押さえての受賞となった。

10月29日大リーグ選手会選出年間最優秀選手ア・リーグ最優秀野手

受賞:大谷翔平「年間最優秀選手」と「ア・リーグ最優秀野手」の“ダブル受賞”となった。選手間による投票ということもあり、大谷は受賞後「現場の選手から、実際に戦っている選手からそう言ってもらえるのは、自分にとっても特別ですし嬉しいです。周りの素晴らしい選手たちのプレーを見ることで自分も引き上げられていき、感謝しています」と喜びのコメントを寄せている。

10月29日米メディア「AP通信」年間最優秀選手

受賞:大谷翔平米メディア「AP通信」の年間最優秀選手にも選出され、28日だけで「スポーティングニュース」と「コミッショナー特別表彰」も受賞して3冠を達成した。

11月10日ハンク・アーロン賞

受賞:ブラディミール・ゲレーロJr.アメリカン・リーグのハンク・アーロン賞は、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)が受賞した。大谷翔平による日本人初受賞はならなかった。マンフレッド・コミッショナーもゲレーロJr.を「将来性あふれる若い才能」と賛辞を贈った。

11月12日シルバー・スラッガー賞

受賞:大谷翔平1980年に創設された同賞は、両リーグにおいてポジション別に監督とコーチの投票で決定するもので、日本人選手としては2001、07、09年のイチロー(当時シアトル・マリナーズ)以来、史上2人目。DH部門では日本人初の受賞となった。

11月18日発表サイ・ヤング賞

受賞ア・リーグ ロビー・レイナ・リーグ コービン・バーンズその年活躍した投手を選出(各リーグ一人ずつ)。サイ・ヤングは通算の勝利数、先発回数、投球回数など様々なメジャー記録を持っている。ロビー・レイは、32試合に登板し、13勝で防御率2.84、248奪三振とイニング以上の三振を奪った。コービン・バーンズは、28試合に投げて、11勝で防御率2.43、243奪三振と安定した投球でチームを支えた。両投手ともに初受賞となった。

11月19日発表最優秀選手:MVP

受賞ア・リーグ 大谷翔平ナ・リーグ ブライス・ハーパーその年最も活躍した選手を1人選出(各リーグからひとりずつ)。選出は全米野球記者協会の記者投票によって決定する。大谷は、日本人選手として2001年のイチロー(当時シアトル・マリナーズ)以来、史上2人目の選出。また、大谷は2002年のバリー・ボンズ(当時サンフランシスコ・ジャイアンツ)、09年のアルバート・プホルス(当時セントルイス・カージナルス)、14年のマイク・トラウト(ロサンゼルス・エンゼルス)らに続く史上19人目となる満票受賞となった。

11月23日発表カムバック賞

受賞ア・リーグ トレイ・マンシーニナ・リーグ バスター・ポージー同賞は故障や不振からの復活を果たした選手が対象となり、MLB公式サイトの番記者30名によって選出される。マンシーニは2020年3月に結腸がんの手術を受け昨季全休。2年ぶりに復帰した今季は開幕戦から「2番・一塁」で先発出場し、最終的には147試合出場で21本塁打、71打点を挙げた。今季限りで現役を引退したポージーは、113試合に出場し、打率.304、18本塁打と復活のシーズンとなった。

11月24日発表オールMLB

選出:大谷翔平指名打者(DH):ファーストチーム先発投手:セカンドチーム

「オールMLBチーム」は2019年から制定され、メジャー全体のベストナインに相当し、ファーストチームが文字通りのベストナインとなり、セカンドチームがそれに次ぐ準ベストナインとなる。ファンからの投票が50%、専門家パネルからの投票が50%というプロセスを経て、選ばれる。大谷は、1人の選手が2部門で選ばれる初めての選手となった。

11月30日発表エドガー・マルティネス賞

受賞:大谷翔平年間で最も活躍した指名打者に贈られる賞。1973年に制定され、当初は「最優秀指名打者賞」という名称だった。かつてイチローの同僚として大活躍したシアトル・マリナーズの指名打者エドガー・マルティネス(通算打率.312)の成績を讃え、2004年から同名称に変更された。各球団の担当記者や、ア・リーグの各球団広報担当による投票で選出される。大谷は打者として46本塁打、100打点、103得点、26盗塁でキャリアハイを達成。日本人選手としても、エンゼルスとしても初受賞となった。

12月7日発表正力松太郎賞(特別賞)

受賞:大谷翔平正力松太郎賞は、プロ野球の発展に大きく貢献した選手に贈られる。同賞は、1977年から受賞が開始されており、特別賞となると2004年にイチロー、2013年に田中将大などが選出されている。大谷は今季、打者として46本塁打、100打点、103得点、26盗塁でキャリアハイを達成。投手としても、23試合に先発しチームトップの9勝を挙げ、防御率3.18の成績を残し、オールスター・ゲームにはMLB史上初の投打同時出場を果たすなど、連日の活躍で国内外を賑わせた。

12月8日発表スポーツパーソン・オブ・ザ・イヤー

米のスポーツ雑誌「スポーツ・イラストレイテッド」は毎年、その年に最もスポーツマンシップを現し、成績を残したチームや選手にスポーツパーソン・オブ・ザ・イヤーを贈っている。同賞は「スポーツ界の年間最優秀選手」で、1954年から受賞されており、日本人選手では、2020年にテニスの大坂なおみが選出されている。MLBでは、過去に17人が受賞しており、2009年にデレク・ジーター(当時ニューヨーク・ヤンキース)、2017年にはホセ・アルトゥーベ(ヒューストン・アストロズ)がワールドシリーズ制覇に貢献するなど選ばれた。

※表彰日時はすべて日本時間

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文・SPREAD編集部

《SPREAD》

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