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MLB機構は22日(日本時間23日)、今季のカムバック賞を発表し、ア・リーグ部門でボルチモア・オリオールズのトレイ・マンシーニ内野手が選出された。大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)は受賞を逃した。
ナ・リーグでは、バスター・ポージー(サンフランシスコ・ジャイアンツ)が選出。
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■ホームランダービーでは決勝進出
同賞は故障や不振からの復活を果たした選手が対象となり、MLB公式サイトの番記者30名によって選出される。マンシーニは2020年3月に結腸がんの手術を受け昨季全休。2年ぶりに復帰した今季は開幕戦から「2番・一塁」で先発出場し、最終的には147試合出場で21本塁打、71打点を挙げた。
マンシーニは7月12日(同13日)に開催されたホームランダービーでも、マット・オルソン(オークランド・アスレチックス)、トレバー・ストーリー(コロラド・ロッキーズ)を破り決勝に進出。1本差でピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ)に優勝を譲ったものの、多くのファンを魅了した。
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文・SPREAD編集部