【ゴルフ】今季早くも2勝目 松山英樹、パッティング向上で無双状態に突入 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ゴルフ】今季早くも2勝目 松山英樹、パッティング向上で無双状態に突入

新着 ビジネス
【ゴルフ】今季早くも2勝目 松山英樹、パッティング向上で無双状態に突入
【ゴルフ】今季早くも2勝目 松山英樹、パッティング向上で無双状態に突入 全 1 枚 拡大写真

米男子ゴルフツアー「ソニー・オープン」をプレーオフの末に制した松山英樹。今季2勝目は、アジア勢最多タイの米ツアー通算8勝目となり、歴史にその名を刻んだ。今大会は4日間通じて安定したゴルフを披露し、ボギーはわずかに3。別格のゴルフを見せた要因はどこにあるのか。米メディアは「無視できないプレー」として、パッティングを挙げた。

◆【動画】このストイックな練習が「ソニー・オープン」制覇を呼び込んだ……PGA公式Twitterが公開した松山のパット練習風景

■パット部門のランキング上昇

松山と「ソニー・オープン」の相性は悪く、過去3回予選落ちしている。自身も苦手意識を隠さなかった同大会で5打差を追い付き、プレーオフに持ち込んでの優勝。「苦手な部類のコースで勝てるとは思っていなかった」という試合後のコメントは本音だろう。

ただ、プレー自体は圧巻で、4日間でボギーは3つ。スコアを落とさず、「苦手」というのが信じられないパフォーマンスを見せた。米「NBC Sports」は好調の要因について、「驚異的なアプローチショットで仕事を果たした一方で、マツヤマのパッティングは無視できない」と伝えた。

もともと、松山のショットはPGAツアーの中でもトップクラス。それに比べて、パットはやや不得手という評価だった。実際、PGAのデータによると、昨季の松山のSGP(ストローク・ゲインド・パット=パッティングのスコア貢献度)は175位と振るわず、今季のランキングも先週までは205位という低調ぶりだった。しかし、今回の「ソニー・オープン」では「7.264」で1位となり、この結果を受けて今季のランキングも174位に上昇。パットの改善が優勝につながったことは確かであり、具体的にはスタンスが狭くなったように見受けられた。

■メンタル充実「ゾーンに入っている」

また、メンタル面の充実を指摘する声もある。アマチュア世界1位として今大会に参戦した中島啓太は、松山を見て「ゾーンに入っていますね」と述べていたが、その言葉通り、高い集中力がパッティングの精度向上に寄与した可能性はある。そのほか、今大会はホノルル在住の日本人や日系人のギャラリーが多く、PGA公式サイトも「Su-go-i!(すごい)という声が上がった」と記したほどだった。そんな熱烈な応援が、松山の背中を押したのかもしれない。

もちろん、PGA公式Twitterが松山のパット練習の模様を投稿していたように、日々のたゆまぬ努力が支えとなっていることは間違いない。いずれにせよ、高いクオリティーを誇るショットに加え、グリーン上でも進化を遂げたとなれば、今季の松山は無双状態となりそうだ。

◆【動画】このストイックな練習が「ソニー・オープン」制覇を呼び込んだ……PGA公式Twitterが公開した松山のパット練習風景

◆「アメージング」「アンリアル」プレーオフで見せた松山英樹のショットに全米注目

◆金谷拓実と中島啓太に米メディアが熱視線 「松山に続く存在」「非常に有望」

文・SPREAD編集部

《SPREAD》

≪関連記事≫
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫

≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった

≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代