【東海S/穴ライズ】距離延長で“新味”の盲点 好条件で「穴をあける気配」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【東海S/穴ライズ】距離延長で“新味”の盲点 好条件で「穴をあける気配」

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【東海S/穴ライズ】距離延長で“新味”の盲点 好条件で「穴をあける気配」
【東海S/穴ライズ】距離延長で“新味”の盲点 好条件で「穴をあける気配」 全 1 枚 拡大写真

1着馬にフェブラリーSの優先出走権が与えられる東海Sは、過去10年で1番人気が【5-0-3-2】と好調。中央競馬唯一の「ダートGII」ということもあり、ホッコータルマエやコパノリッキー、インティなどGI実績馬の好走も目立つが、一方で2、3着に穴馬が入線するなどヒモ荒れも少なくない。

2018年には単勝1.3倍の断然人気に推されていたテイエムジンソクが勝利するも、2着に単勝100.7倍の13番人気・コスモカナディアンが入り、1→13→6番人気の決着で3連単は4万9170円を記録した。

ヒモ荒れを演出した2018年の2着馬コスモカナディアン(13人気)、12年の3着馬サイレントメロディ(11人気)は過去に地方交流重賞やGIIIで好走実績があったものの、近走の着順やレースの格を嫌われて人気を落としていた傾向にあった。つまり、これまでの実績やレース内容の見極めが「穴馬」発掘のポイントとなる。

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■アイオライト

4走前の3勝クラス・遠江Sを快勝後、オープン特別・ポラリスS、リステッド競走・オアシスS、エニフSで足踏みしたが、距離延長となった2前走の福島民友Cで復調の気配を見せ、前走ベテルギウスSで逃げて2馬身差の快勝劇を演じた。

全日本2歳優駿で2着に好走するなど若駒の頃から才能をみせていたが、その後は距離短縮で結果が出なかった。しかし、短距離戦のペースを経験したことがテンへの速さと繋がり、安定して先行できるようになったのは好材料。

前走は初めての1800mだったが、道中息を入れながら逃げて突き放す強い内容だった。現在、1700m以上に距離を延長して2連対中。その2戦で手綱を握った菱田騎手が継続騎乗という点も頼もしく、穴をあける気配は十分にある。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。

《SPREAD》

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